DIY作業には欠かせないクギ打ち。道具の選び方から、失敗なしでスマートに打ち込むためのポイントまでを紹介します。
■大きさ カナヅチを選ぶ時は「大は小をかねる」ことを頭に入れておきましょう。 少々カナヅチが大きくても小さなクギは打ち込めますが、逆に小さなカナヅチでは大きなクギは打ちにくいからです。目安としては、350g〜400gが適当です。 重いものは、カンナ刃の調整にも使えます。 ■材質 一番多いのは柄の部分が樫のスタンダードなものですが、すべりにくいようにゴムや樹脂で柄の部分を覆ったものもあります。 頭の材質が硬質ゴムやプラスチック製のものは打ち込み面を傷つけにくいという特徴があります。 |
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■板の厚みとクギの長さ ・木端に打つ場合は、板の厚さの2.5倍の長さのクギを使います。 ・木口の場合は、木の繊維が縦でクギを保つ力が弱まるため、3.5倍のクギを使います。 |
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■キリで穴を開ける クギを打つ前に、四つ目ギリで穴を開けておきます。クギの曲がりや板の割れを防ぐためです。クギの長さの半分ほどの深さに掘りましょう。 |
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■クギを打つ クギは一直線上に、また等間隔に打ちましょう。 まず両端を打ち、あとは間を等間隔で埋めていきます。 断面から見て「ハ」の字形に打ち込むと垂直に打ち込むのに比べて効きが良くなります。 ![]() 手首のスナップをきかせ、柄の後端をしっかり持って、ヒジを軸にして振り下ろします。カナヅチがクギに当たる瞬間、柄をグッと握り締めると正確に当てることができます。 |
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■クギを抜く クギを打ち損じてしまった時には、クギ抜きを使います。 バールなどを使ってクギを抜く時には、材料に傷がつかないように適当な板で当て木をしましょう。 |
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