水面に葉をプカプカ浮かべるスイレン。 涼しい夏を演出するウォーターガーデニングの主役として、楽しみましょう。 |
・大きめのスイレン鉢 ・発酵済みの油かす ・荒木田(あらきだ)土、または粘土質の土 ・穴なしの6号くらいの鉢 ・土台になるもの(鉢をひっくり返しておいてもOK) |
底に油かすを3ヶ所程度に分けて置きます。土は鉢の8分目くらいまで入れましょう。半分くらいの高さのところに株を植えます。根株が浮かないよう、土は棒のようなもので突き固めましょう。 |
鉢に植えるスイレン鉢の中に土台を入れ、その上に株を植え込んだ鉢を置きます。土から水面まで10cmくらいになるように調節しましょう。1ヶ月ほどしたら、ゆったり葉を浮かせるために水面まで10~15cmくらいになるように再度調節します。メダカや金魚を入れると見た目が美しいだけでなく水の汚れ防止にも役立ちます。 |
スイレン鉢の中の水を替える場合は、一気に入れ替えず全体の1/2~1/3ずつをゆっくり替えていきましょう。水温の低下を防ぐことができます。もし一度に替える場合は、あらかじめ1日程度日なたに置いた水を使うことをおすすめします。
スイレンの株を植えている土に、緩行性肥料(マグァンプK、ガーデニングエードボールなど)を数個埋め込みます。
午前中~昼過ぎまで日の当たる場所がベストです。 スイレンはある程度水温が上がらないと生育し花が咲きませんが、一日じゅう日が当たっており、スイレン鉢が小さいと水温が過度に上がりすぎてしまうこともあるので注意が必要です。 |
スイレンには「温帯性」と「熱帯性」、2つのものがあります。温帯性のスイレンは、日本では越冬ができます。雪が降っても大丈夫です。越冬は、屋外に置いて行います。表面に氷が張った時に、株まで凍らないように水深を十分にしておいてください。ただし、鉢そのものまで凍ってしまうような極寒冷地では鉢が凍って割れてしまうので、割れないプラスチック製のものに植え替えるか、鉢ごと土中に埋めてしまいます。埋める場合は水を半分に減らし、フタをして器が割れるのを防ぎましょう。冬の間は何もないように見えますが、スイレンの株は水の中で眠っています。春にまた芽が出てきます。 |
・アブラムシ葉によくつきます。アブラムシ対策に有効な薬剤を薄めて散布してください。
・ボウフラスイレンそのものではなく、器の水に発生します。メダカをスイレン鉢に放してやることで、ボウフラを食べてくれます。メダカはときどき水面に出て呼吸するので、スイレンの葉や水草で水面を埋めてしまわないようにしてください。
関連情報:
HowTo情報 一覧 |