Stuartの
ガーデン写真撮影時のテクニック

スペシャルトピック - 花のクローズアップ写真

美しい花のクローズアップ写真を撮るのは私も大好きです。クローズアップ写真を撮るためには、前回までの記事のほかいくつかのコツがいります。どんなものを撮るときでも、被写体に近づいて撮るときには気をつけなくてはいけないのが、手振れです。それを防ぐためには三脚を利用するといいでしょう。風が吹いていたりしているときは三脚を使っても問題は解決しませんが、そんなときには辛抱強く良いタイミングを待ちます。

花を単体で、またはグループで写真に撮りたいときは以下のようなテクニックを使います。


・被写体に近づく

確認しながらフォーカスが合うぎりぎりまで被写体に近づく。

あなたのカメラにクローズアップ機能があるかどうか確認しましょう。

・一番良い位置を選ぶ

上から撮るだけでなく、花と同じ位置に下がってみることも大切。


低い位置から

上から撮ったもの

・バックグラウンドを確認



花の写真を撮るときには、バックグラウンドが被写体を邪魔しないよう気をつける。花色を引き立たせるため私はいつもバックグラウンドに暗い色を選んでいる。

・逆光で撮る

花びらや葉を通して光が見えるときはまた違った、印象深い写真が撮れる。しかし前面が暗くなりすぎないよう気をつける必要がある。

・フィールドの奥行きをチェック

クローズアップ写真を撮るとき落ちるのが奥行き感。写真のように近くにある花も焦点が合わなくなったりする。

・テクニカルヒント

Depth of Field: (DOF) というのが、フィールドにおいて前面と後方でフォーカスのきく範囲を表しています。


・クロップ

被写体に十分近づけなかったような場合、撮れる範囲で写真を撮っておき、後から必要な部分を切り取ることが出来ます。デジタルカメラならたやすいことですね。


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