ふすまの張り替え・
アイロンで張る

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1.ふすまの張り替え(アイロン)

ふすまの張り替えは難しいと思っていませんか。
実は、枠を外さずに、前のふすま紙の上に直接張ることができるのです。
最近では、アイロンで張るふすま紙も販売されており、初めての方でも簡単にできます。


2.ふすまの張り替えで用意するもの

・インテリアバール(またはマイナスドライバー)

・マスキングテープ

・スチームアイロン

・カッターナイフ

・定規

・ふすま紙


3.アイロンで張るふすま紙でやってみよう

ふすまに穴が空いている場合は、右図のように穴を塞いでから行います。
ハガキに糸を通しのりを付けます。
ハガキを穴に入れ、裏側から塞ぎ、破れた所をハガキに接着します。
のりが固まったら糸を切ります。


1.引手を外す


インテリアバール(マイナスドライバー)を引手とふすまの間に差し込み、軽く上下するとクギが浮いてきます。クギを抜き、引手を外します。


2.マスキングテープを張る


ふすまの枠にマスキングテープを貼ります。のりが付かないように保護するためです。


3.ふすま紙の位置を決める



柄が下にある場合は下から、上の場合は上から位置を決めます。柄が曲がっていないか確認し、ふすまの大きさに合わせて簡単に折り目を付け、四隅に切り込みを入れます。


4.アイロンで接着をする


図1

図2

高温に温めたスチームアイロンを使い、最初は図2のような順番で十字にアイロンをあてます。
20秒くらいで枠に着くように、ゆっくりとアイロンを進めましょう。

次に図3のように、4分の1ずつ接着します。この時、アイロンの先が常に一定の進行方向を向くようにしてください。
先を回すとしわになってしまいます。また、中から外に向かってあてるようにしましょう。


MEMO

アイロンの温度が低かったり、動かすスピードが速かったりすると、接着がうまくいきません。
また、ふすま紙に汚れがつかないよう、アイロンの面をきれいに拭いてから使いましょう。


5.ふすまの周囲を接着する


アイロンで枠を押さえるように、周囲を接着します。
さらに、アイロンの角を使ってもう一度周囲を接着します。
割り箸をアイロンの下に置き、軽く滑らせると、アイロンの角が使いやすく、仕上がりがきれいになります。


6.余分な紙を切る


枠の内側に定規をあて、カッターの刃を沿わせて余分な紙を切り取ります。再度仕上げのアイロンをかけます。


枠に紙が付いてしまった時は、むりに引っ張らないこと。ふすま紙が破れてしまいます。
アイロンを使うと熱でのりが溶けるので、簡単にはがすことができます。


7.引手を付ける


引手部分にカッターで切り込みを入れ、クギ穴が上下にくるようにはめ込み、クギを打ちます。
大きいクギを使って打つと、最後まできれいに打つことができます。


引手のクギが左右にくると、開閉の時に指先に当たります。必ず上下に打ちましょう。


8.完成


マスキングテープをはがして完成。


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