第9回のテーマはカラーリーフガーデン(Colored Leaf Garden)



カラーリーフプランツという言葉を聞いたことがありますか?
葉の形や色、テクスチャーなどが魅力的で、花が咲くものもありますが、特にその「葉色」に大きな魅力がある植物のことです。通常の緑色以外のものをそう呼ぶようですが、斑入り種、目の覚めるようなライムグリーンのものや銀葉、青みがかった色、変わったところでは、アンバー(オレンジ系)カラーや、銅葉など、見ているだけでも楽しくなるお洒落なリーフプランツがたくさん出てきています。今回はそのリーフプランツを見てゆきましょう。

優れもののカラーリーフ




考えてみれば、どの植物も、花の季節は短いものが多いですよね。そうなると、一年のうちに長いこと目にするのはその葉色や、草姿、樹形ということになります。
リーフというからには葉が主役。お花は、「咲いたらボーナス」くらいに考えましょう。庭にカラーリーフを使うとどんないい事があるのでしょうか?

カラーリーフの利点をあげてみると・・・

●違う色の葉を使うことで庭にメリハリや立体感が生まれる。

●花の少ない時期にも、カラフルな庭を楽しむことができる。

●中には地上部が冬の間枯れるものもあるが、常緑のものでは通年鑑賞が可能。

●花中心ではないので、メンテナンスが楽。