
| 皆様からのガーデニングに関する質問・お悩みをコンテスト審査員、ガーデンアーティストで植栽デザイナーの秋元ふみ子氏、同じくコンテスト審査員、英国人ガーデンデザイナーのスチュアート・アクステル氏がお答えします! |
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| Q1.長く伸ばしたモッコウバラの剪定について教えてください。 |
| Q2.玄関アプローチについて教えてください。 |
| Q3.コスモスの背丈が高く、倒れたままで見苦しい状態です。 |
| Q4.野菜を作ってみたいのですが、花と同じ扱いでいいのでしょうか? |
| Q5.庭のお手入れや植物の組み合わせについて、何かヒントをお願いします。 |
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| Q1. 長く伸ばしたモッコウバラの剪定について教えてください。 |
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| 古い幹からでも緑の新しい茎が出ていたり、誘導をほどいて剪定するのが困難であったりと途方に暮れています。今までは、とにかく伸ばして欲しかったのですが、これからは株の充実を計りながら育てていきたいと思っています。 |
| A1. |
| 病害虫にも強く、生育旺盛なモッコウバラ。咲いたときが見事ですね。通常は殆ど剪定しないでよいのですが、あまり暴れてくると気になりますよね。モッコウバラは、今年のびた枝の脇芽に、来春花芽が分化します。ですから、今年の枝を切りすぎると来年の花数が減ることになるのですが、ご質問のように夏に、根元から太いシュートが出て古い枝の上に新しい枝が被さってしまい、内側に日が当たらなくなって内側が枯れこんできたりします。その場合、剪定は花後、6月から7月頃に、古いシュートを残して、新しく勢いのありすぎるシュートや徒長枝(とちょうし)、込み合った枝を元から切ります。この時ついでに、誘引もしましょう。茂りすぎる時には、肥料を控えめにします。そうすることで、いったん樹勢が衰えますが、そのことで小枝がたくさん出て、そこから花が咲くのです。8月の末頃までに、花芽が形成されますから、その後の剪定はしないほうがいいでしょう。 |
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| Q2. 玄関アプローチについて教えてください。 |
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| アプローチを鉄平石にしています。左右の植栽部分から土が流れ出し、大雨の後は鉄平石がどす黒くなります。自然な感じのままで、できれば植物で土の流出を防ぎたいと思っています。今もヒメウツギやシシリンチウム、アヤメなどをアプローチの左右に植えていますが、土の流出を防げていません。何か適した植物(あまり背の高くならないもの)はありますでしょうか? |
| A2. |
| 自然な感じのアプローチに、鉄平石は似合いますね。そういうところに、ハードな素材で土の流出を防ぐソイルストップを作ると、折角のナチュラルなイメージが損なわれてしまいます。アプローチの両側のほうが高い場合、雨で土が流れ出すのを防ぐには、ご質問のように植物を茂らせるのがよいと思います。但し、植物の根が十分広がるのに、しばらく時間がかかることは考慮に入れる必要があるでしょう。背の低い潅木と、その足元にグランドカバー的に地面を覆ってくれる多年草(宿根草)を併せて使うといいと思います。実際に見ていないので、全体のイメージに合うかどうか、また日当たりなども考慮に入れて、選ぶ必要がありますが、低木類ではシモツケ類やマホニア・メディア、オタフクナンテン、ハツユキカズラ、ツルマサキ、タイムなど。また、多年草類ではギボウシ、シダ類、フイリ・フッキソウ、フイリノシラン、オオバジャノヒゲ・コクリュウ、キチジョウソウ、アジュガ・レプタンス、ゴシキドクダミ、エビネ、リシマキア・ヌンムラリアなどはいかがでしょうか。
■Brick Project ブリックプロジェクト:ドッグトゥース ソイルストップ |
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| Q3. コスモスの背丈が高く、倒れたままで見苦しい状態です。 |
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| 春にコスモスの種を蒔き、夏から秋に綺麗に花を咲かせてくれましたが、背丈が1m50cmと高く、風の強い場所なので、倒れたままで見苦しい状態です。背丈を低く倒れないように育てる方法はないでしょうか? |
| A3. |
| 風に揺れるコスモスは美しいですね。でも草丈が高いので、風の強い場所では倒れこんでしまいます。このコスモスを低く育てる方法、は二つありますよ。種まきを遅くするのがその一つ。短日期になれば、草丈が低くても花をつけますから、8月下旬から9月上旬くらいの遅い時期に種を播くと、秋には花を楽しむことができます。もう一つは、本葉がまだ6〜8枚位の小苗のうちに摘心することです。そうすることで、脇芽が出て枝も増えます。草丈が高くなるタイプのものは、そのひと月後くらいに、脇から出た枝の芯を止めるとよいでしょう。そうすることで、草丈も低く、姿がきれいなコスモスを楽しむことが出来ますよ。どちらも、肥料は控えめにしましょう。お試しください。 |
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| Q4. 野菜を作ってみたいのですが、花と同じ扱いでいいのでしょうか? |
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| ガーデニングを始めて10年、200坪の面積の庭に、どんどん増えて庭いっぱいになっています。私の庭には、農薬(消毒)は、孫やペットがいるので、使用してません。 EMぼかしを作って使用しています。野菜を作ったことがないのですが、安全で安心な野菜を作ってみたいと思っています。 |
| A4. |
| 広いお庭を、無農薬で管理されていらっしゃるのですね。EMぼかしで土作りが出来ていますから、いろいろな野菜を楽しむことが出来るはずです。化学肥料や農薬を使うと、どんどん土が固くなり痩せてゆきます。当然そこから採れる野菜も、エネルギーが低いものになってしまいますが、無農薬の野菜は、チカラがあり、元気で瑞々しく、甘味があるのが特徴。収穫してすぐ味わうことが出来るし、野菜の花も意外ときれいですから、目も口も楽しませてくれますよ。比較的育てやすい野菜をあげてみましょう。シュンギクやニラは虫が付きにくいし、ニラは多年草で毎年株が大きくなり、春秋に株分けするとどんどん増やせます。また小松菜や水菜、青シソ、チンゲンサイ、ラディッシュ、サラダ菜、サニーレタスなどの葉物も簡単に栽培できます。ナス科の夏野菜である、ミニトマトやピーマン、シシトウ、ナスなども比較的簡単ですし、オクラ、ツルナシインゲンやスナップエンドウも試してはいかがでしょうか。 |
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| Q5. 庭のお手入れや植物の組み合わせについて、何かヒントをお願いします。 |
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| 古い幹からでも緑の新しい茎が出ていたり、誘導をほどいて剪定するのが困難であったりと途方に暮れています。今までは、とにかく伸ばして欲しかったのですが、これからは株の充実を計りながら育てていきたいと思っています。 |
| A5. |
| 広いお庭をお持ちで、うらやましい限りですが、管理を考えれば、作業量も多く、大変なことと思います。でも、種から育てたお花を楽しむということはなによりですね。育つ過程も楽しめて、私は大好きです。ただ、今後のことを考えると、例えば紙の上に庭全体を描いてみて、使用目的などによってゾーニング(区割り)を計画してみてはいかがでしょうか。庭のある部分は殆ど手をかけないで住むような場所に、そしてある部分は1年に1度か2度の手入れで済むように。そしてある部分は、宿根草と一年草でお花を中心に楽しむ庭、という具合です。宿根草を増やせば、ある程度の手入れを削減できますし、カラーリーフを使うことで花の少ない時期を楽しむこともできます。でも1年草で庭が華やかになりますから、その割合を、ご自分のできる範囲で増やしたり減らしたりして、調節されてはいかがでしょうか。本を見ることは、イメージを膨らませるのにとてもいいですね。また、そうして想像しながら考えるのもとっても楽しいし、大切なことだと思います。 |
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