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チューリップの育て方
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| チューリップ |
Tulipa
ユリ科 チューリップ属
耐寒性球根
原産地:中央アジア、北アフリカ、地中海東部沿岸 |
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■チューリップの歴史
春の花の代表といってもよいチューリップ。
原産地は中央アジア、トルコ、北アフリカとかなり広い範囲にわたっており、100ないし150の野生種が知られています。
チューリップがヨーロッパへ導入されたのは、16世紀に入ってから。
その頃トルコではすでにかなり多数の品種に分化されていたといわれ、園芸種としてのチューリップの歴史はかなり古いのです。
■作業カレンダー
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種類と咲き方 |
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国際登録されたものだけでも3500種あると言われ、身近な園芸店やホームセンターでも多くの美しさに富んだチューリップを入手できます。
それだけあれば咲き方だっていろいろ。以下によく見る形のものを並べてみました。 |
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一重咲き種
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八重咲き種
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原種
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フリンジ咲き種
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ユリ咲き系
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パーロット系
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植え付け |
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■咲かせ方を決めます
チューリップの美しさを発揮させるには集団で植えつけることが第一で、少なくとも1品種20〜30球はまとめて植えたいところ。開花期のそろった品種を植えるとよいでしょう。
■肥料を混ぜます
元肥として、化成肥料を土に混ぜておきます。(1uあたり100g程度)
酸性土壌には、苦土石灰や草木灰を混ぜます。
■球根を植えます
球根どうしの間隔は、球根1〜3個分はあけますが、密植ぎみのほうが開花時に豪華に見えます。深さは球根の高さの3倍程度が適当です。しっかり覆土をして、芽を隠します。
※65cmの長さのプランターなら、こんな感じになります。
■水やり
チューリップは葉が大きいので、意外に水分を要求し、発芽後の土の乾燥もおこりやすくなります。冬でも水やりはしましょう。ただし、過湿にならないように。 |
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堀り上げ |
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5〜6月、葉が黄色くなってきたら掘り上げます。
掘り上げた球根はベンレート1000倍液などで消毒を行い、涼しいところで秋まで保存します。
植えたときより小さくなった球根が何個かできていることがありますが、小さな球根では、翌年立派に咲いてくれません。
それでも、小さな球根もなんとか咲くことがありますよ。球根の中を見ればわかります。
■見分け方(下図)
球根をいくつか選んで切断し、内部の花芽の有無を調べましょう。
花芽のできていた球根と同程度の大きさの球根であれば、まず咲くと考えてよいでしょう。

球根を半分に切ってみると、
大きな球根には中に花芽がありますが、
小さなものにはないことがわかります。 |
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ちょっと時期から外れて咲いているチューリップを見かけたことがありませんか?
秋植え球根は、寒さにあたった後、春に目覚めます。
この生理的現象を、冷凍庫、冷蔵庫(5℃以下)で冷やして人為的にコントロールすれば、咲く時期もずらせます。
(1度やったことがないと、少し難しいかもしれません…)
球根を肥大させるには、冬の寒さとともに、土中の湿度、水分が大切ですので、敷わらをするなどしてあまり乾燥させないようにしましょう。
※日本では、雪がよく積もる富山、新潟でチューリップの生産が盛んなんですよ。 |
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病害虫 |
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| 1.モザイク病 発生時期:4〜10月の生育期間中 |
| 「症状」 |
単色の花だったのが縞花になってしまった。 |
| 「対策」 |
【予防】 |
病原菌はウイルスだが、アブラムシの寄生によって発病が多くなるので、アブラムシ対策が必要です。
>> アブラムシの対策 |
| 【治療】 |
治療の方法はないので、球根を捨てます。 |
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| 2.白絹病 発生時期:4〜10月の生育期間中 |
| 「症状」 |
株の地際部やそのまわりの地表面に、白い糸のような菌糸が網の目のように張りめぐらされ、株は立ち枯れ状になります。 |
| 「対策」 |
【予防】 |
1〜2月に天地返しをすれば、菌核が地中深く埋められてしまい、うまくすると、病気が発生しなくなります。
・天地返し
表層部と下層部の土をひっくり返して、入れ替えることです。 |
| 【治療】 |
病気にかかった株は、すぐに抜き取って焼却します。
5〜10月に1度、PCNB剤を土壌混和すると効果的です。 |
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| 3.軟腐病 発生時期:5〜9月 |
| 「症状」 |
地際部や地下部は腐敗して柔らかく溶けたようになり、いやなにおいがするようになります。 |
| 「対策」 |
【予防】 |
傷口から感染するので、植物に傷をつけないことです。
また、害虫の駆除をするとともに、ビニールで覆い、雨などがかからないようにするのがベターです。掘り上げてから、きちんと消毒することも心掛けましょう。 |
| 【治療】 |
すぐに抜き取って焼却します。軟腐病は細菌性の病気です。どこの土にもいて、ふだんは雑草や栽培植物の根のまわりにいます。的確に効く薬剤はありません。 |
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| 1.ネダニ 発生時期:1年中 |
| 「症状」 |
腐った部分に、小さな白いダニが無数発生します。特に見られるのが夏の間で、暑い時期の被害がひどくなります。 |
| 「対策」 |
【予防】 |
貯蔵中の球根はときどき調べ、ネダニを見つけたらすぐに除去して伝染を防ぎましょう。 |
| 【駆除】 |
5〜6月、堀上げと同時にスミチオンの溶液に浸して、寄生しているネダニを駆除します。
この時、スミチオンとともにベンレート、トップジンMを混用すると予防に役立ちます。 |
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| ※農薬はラベル等に記載されている使用基準に従い、適用のある植物に使用して下さい。 |
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コメリのアルバムより |
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参考資料:
花づくり大百科(主婦の友社)
四季をはこぶ球根草花(NHK出版) |
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