1×4材、2×4材で作る腰掛けチェアー

今回は1×4材3本、2×4材3本を使った例を紹介しよう。
この季節まだ室内でも使えて、春は外でも使える! 塗りまでをじっくりご紹介!中級レベル。

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■道具 ■完成図

木取図

木取図
完成図

手順とワンポイント

1. 木取り図のように、まず数ミリの厚さ分、捨て切りをします。
木取り図のように、合計19個に切り分けます。丸ノコ定規を使って、まっすぐに切ります。
(写真の丸ノコ定規は手作りのものです。)

アドバイス
先端を捨て切りすることで、切り口がきれいになり、組み立て時ラクになります。また、安全のため、全ての面をヤスリかサンダーで入念に削りましょう。
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2. Fの片面に接着剤を塗って、Iを貼りつけます。C型クランプで固定して、ビス止めをします。
この時ビスは、必ずI(長いほう)から打ち付けます。

アドバイス
図F、Iは、図のように鉛筆等で中心に線を引き、C型クランプで止めるとずれにくいです。
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3. FとIをくっつけたら、ここでも接着剤を使って、椅子の脚を作っていきます。

アドバイス
ビスは必ず1ヵ所決めてから、調整確認を行い、その後に全部打つようにしましょう。ビスの打ち方ひとつで、出来栄えが左右されます!
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4. Cの肘掛け部分を作ります。鉛筆で切る部分をマーキングしてから、切り取ります。
多く触る部分ですので、入念に角を取りましょう。それが終わったら、取り付けます。
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5. 座る面に敷く1×4材を切って取り付けます。長いのが3本、短いのが2本です。
背もたれに使う1×4材は、ダイヤ型になるようにくり貫きます。ジグソーを使うと楽です。

アドバイス
写真脚の根っこは補強しておきましょう。
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6. 色をつけましょう!
今回は、「ワシン ウッドオイル (オークの近似色)」を使用。
液を布に垂らして、あとは塗って伸ばすだけ。
これにより木目の美しさが増し、木質の補強もされます。
すき間は、木片を使うなどして、モレがないように塗り込むようにします。
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完成です。
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乾くと、このようになります。
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協力:リョービ販売株式会社

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