

|

| |
 |
スイカの作り方 |
 |
|
■作業カレンダー
 
甘くてみずみずしく、食べごたえのあるスイカ。
「日本の夏の風物詩」ともいえるでしょう。
水分が多くて、夏の渇いたノドにうれしいですね。
実はカリウム、リンなどのミネラルもたっぷり含み、
夏バテ防止にピッタリです。
ここでは、おいしいスイカの作り方、育て方を紹介します。
|
| |
 |
スイカの種類 |
 |
|
大玉、中玉、小玉、そしてラグビーボールという楕円形のスイカもあります。果肉が黄色いもの、皮が黒いもの、黄色いもの、種なしと、いろんなスイカがあります。
| 一例を紹介します。(クリックで拡大) |
写真提供:タキイ種苗株式会社
コメリ店舗で取扱いしていない場合もございます。 |
|
 |
準備 |
 |
|
■1.連作していませんか?
スイカは連作できません。5〜6年あけないと作れません。
ただし、カボチャやユウガオに接ぎ木した苗なら、連作しても大丈夫。
■2.タネから育てる?苗から育てる?
スイカの根は弱いので、植え替えをすると傷みが出ます。
タネを直まきするか、市販苗を植えて育てるか、どちらかに決めましょう。
■3.タネまき、苗の植え付けの1〜2週間前までにすること
180cm×120cmの間隔で直径30cm、深さ15cmの穴を掘ります。
そこに、堆肥と腐葉土を2〜3kgと、化成肥料200gを入れ、底土と混ぜ合わせ、掘り出した土を元に戻します。
苦土石灰は地表面よりも2〜3cm高く盛り上げ、上面が平らな円形の床が作れればOKです。
盛り土をしたところは「くらつき」と呼びます。
| 元肥を施すのはとても大事ですが、窒素肥料(硫安、尿素など)を施しすぎると「つるぼけ」といって、茎葉ばかりが茂って、実がならなくなります。 |
|
|
|
 |
作ってみましょう |
 |
|
■1.害虫から苗を守る
<タネをまく場合>
タネを3〜5粒ずつ点まきし、5mmの厚さに覆土して水やりをしたのち、ビニールなどをかぶせて保温、保湿をして発芽させます。
<苗を植える場合>
本葉4〜5枚に育った苗を選び、ポットをとって、くらつきをしたところに浅く穴を掘り、苗を植えつけます。
深植えは避けましょう。そこに、ホットキャップやビニールテントを2〜3週間かぶせておきます。
| 作業は晴天日の午前中に行い、ビニールは午後早めに被覆します。
|
|
■2.ホットキャップの換気
<タネをまく場合>
本葉が3〜4枚に育ち、キャップやテントの内部が蒸れるようになったら、ビニールの上部を破って換気をはかり、生育が進み、内部が込み合ってきたら、被覆を全部とって、1〜2回に分けて苗の間引きを行います。
<苗を植える場合>
生育初期には、あんどん型のビニール囲いなどで保護します。
 |
 |
 |
 |
あんどん型ビニールテントの簡単な作り方。
 |
>> |
 |
| 1、10kg入りの米袋を2つに切り筒状にする
|
|
2、苗のまわりに棒を4本立て、ビニールをはめる
|
|
 |
 |
 |
 |
■3.整枝
つるが伸び始めたら、10〜15節で摘芯して、子づるを3〜4本残して子づるに着果させます。
■4.受粉
雄花の花粉を朝早く雌花の柱頭につけると実なりが良くなります。
通常、人工受粉の必要はありません。
■5.追肥
最初の果実が鶏卵大になったら、米ぬか、油かすなどを株の周りに施し、
除草後に浅く耕します。
つるぼけには気をつけましょう。
■6.わらを敷く
果実がこぶし大になる頃には、寒さやタネバエなどの心配がほとんどなくなります。
囲いを外して、一面にわらか枯れ草を敷き詰め、スイカのつるをいろんな方向に
這わせてあげます。
■7.玉直し
果実は1株に3〜5個つけるようにし、果実が肥大しきったころに果形を整えましょう。
スイカの底の部分が、まわりの部分に比べて着色されていないので、
皮の色のムラをなくすために、果実を裏返すように置きなおします。
これを「玉直し」といいます。
■8.収穫
受粉後40〜50日で果実は成熟します。
収穫してから2〜3日おいて熟させてから食べたほうが果肉がしまり甘みも増します。 |
|
 |
主な病害虫 |
 |
|
| 同じウリ科野菜のメロン、キュウリなどと発生する病害虫はほぼ共通しています。 |
| 1.つる枯病 |
| 「症状」 |
つるや葉が枯れます。 |
| 「対策」 |
トップジンMを株元から茎、葉によくかかるように散布します。 |
|
| 2.炭そ病 |
| 「症状」 |
雨の多い年に出て、果実に黒っぽい同心輪紋の病斑を作ります。 |
| 「対策」 |
苗のときから、ダイセンやダコニールをまいて予防しておきます。 |
|
| 1.ウリハムシ |
| 「症状」 |
株の全葉に円形の食痕が出て、ボロボロになり衰弱します。 |
| 「対策」 |
ディプテレックス乳剤の1000倍液か粉剤を散布します。
残効性が少ないので、5〜7日に数回は散布しましょう。 |
|
| 2.アブラムシ類 |
| 「症状」 |
日中葉がしおれ、黒く汚れます。新葉に多く、つるの伸長が止まります。 |
| 「対策」 |
発生初期に、スミチオン乳剤スミチオン乳剤、DDVP乳剤などを、葉裏にかかるように散布します。 |
|
| ※農薬はラベル等に記載されている使用基準に従い、適用のある植物に使用して下さい。 |
|
| |
参考文献:主婦の友/生活シリーズ 「家庭菜園 野菜作り12ヵ月」 |
|
|

ADS0229
|