ワンちゃんをシャンプーしてみよう

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実践編 / 番外編

汚れや老廃物を洗い流し、からだを清潔にするのがシャンプーの役目。
皮膚をマッサージすることで血行を促し、新陳代謝をサポートします。
シャンプーやリンスを使用する際には、記載表示をよく読んで、ワンちゃんの健康を守るために役立ててくださいね。

■ワンちゃんのシャンプーについて

今使っているのは、どんなシャンプー剤ですか?

まずは、最初に確認していただきたいことがあります。
それはシャンプー剤についてです。
人間とワンちゃんとでは、皮膚の厚さや性質、被毛の構造などが違います。
必ずワンちゃん用シャンプーをご利用ください。
※飼い主さんが愛用している、人間用のシャンプーでは洗わないでくださいね。

主なシャンプーの種類

・被毛の色に対応したもの
・敏感肌用
・フケに対応したもの
・ノミとりシャンプー


などなど用途に応じて開発された製品が販売されていますので、お好みのものを選んでみてください。

また、リンスやコンディショナーなどは、感触をなめらかにする役割もありますが、
シャンプーによって変化した、被毛のpHバランス(水素イオン濃度)を中和させるためにも用います。
あわせてご利用してみてください。

■さあ、シャンプーで洗ってみましょう!<実践編>

まずはじめるのは、ブラッシング。
『被毛のもつれをほどく』『抜け毛を落とす』、これが実に、手際よいシャンプーの為の良い方法なんです。

STEP① 濡らす前に毛のもつれをほどく・抜け毛を落とす

  被毛を濡らした後で、もつれや毛だまをほどくのは大変です!
  ブラシなどを使って、先に被毛のもつれをほどき、ムダな抜け毛を落としておきましょう。
  シャンプー剤の洗い残し、すすぎ残しの防止にも役立ちますよ。

STEP② お湯で予洗する

  ワンちゃんの体温より少しぬるめのお湯で、全身の被毛と皮膚を濡らします。
  (目や口、耳の中には、お湯が入らないようにしてください。)
  お湯をかけながら予洗して、おおまかな汚れを落としておきます。
  この段階で、できれば肛門腺も絞っておきましょう。

STEP③ シャンプーで洗う

  ぬるま湯で薄めたシャンプー剤を使って、全身を洗っていきます。
  指の腹でやさしくマッサージしながら、隅々まで洗いましょう!
  そして、洗い残しやすすぎ残しがないように、ワンちゃんの体温より少しぬるめのお湯で丁寧にすすぎます。

STEP④ リンスする

  リンスを使って、被毛のpHバランスを中和させます。
  被毛のきしみを抑えたり、光沢を与えたりすることができます。

STEP⑤ すすぐ・乾かす

  すすぎ残しがないように、丁寧に洗い流しましょう。
  タオルやドライヤーを使って被毛をしっかり乾かし、風邪をひかせないようにしてくださいね。

■シャンプーする時のマメ知識<番外編>

シャンプー“される”側と、シャンプー“する”側。
ワンちゃんと飼い主さん双方がシャンプーに親しめる為のまめ知識を少しだけ。

シャンプー前のブラッシングで掃除が楽に!?

シャンプー前のブラッシングは、濡れる前に抜け毛を落とす事ができます。
濡れた毛が排水溝に詰まりにくくなるので掃除がラクになります。
また、ワンちゃんの健康チェックもできるという点もありますので、大変オススメです!
ぜひ習慣化してみてください。

「シャワーの音を嫌がる」「水を怖がる」ワンちゃんにオススメ

シャワー音を嫌がるワンちゃんの場合は、シャワーヘッドを皮膚に当てるようにして使ってみてください。
音も軽減できますし、被毛や皮膚を効率よく濡らすことも可能です。
お湯や水を怖がるワンちゃんには、水圧を弱くするなどの配慮も大切です。
大きめの桶(おけ)にお湯を張って、ワンちゃんを浸からせながら、お湯をかけて洗ってみてもいいでしょう。

『乾かす』際のポイント

ワンちゃんはからだについた水分を吹き飛ばそうとしますので、先に“ブルブル”させてから、タオルドライをおこないましょう。
“ブルブル”させたくない環境であれば、ワンちゃんがからだを振るう前に背中にタオルを覆い掛け、タオルドライを開始しましょう。

情報提供:ドギーマンハヤシ株式会社

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