ガーデンデザインレッスン
作品タイトル「家族で造った小路」
写真 秋元ふみ子

庭の境界部分を落ち着いた木々の緑が取り囲んでいます。たとえあの向こう側がにぎやかな町だったとしても、この庭は静寂を感じさせてくれることでしょう。プライバシーを守るだけでなく、緑に囲まれるということが安心感と安らぎを与えてくれているのかもしれませんね。あのガーデンテーブルで私も午後のお茶を楽しみたいですね。

(秋元ふみ子)
写真

『家族で造った小路』/神奈川県横浜市・横浜の美穂子 さん

ガーデニング歴
5年

コメント
樹木の影になって芝生が生えなかった部分に、チェーンストーンで小路を造りました。昨年の暮、主人と娘の3人で施工したものです。巾は60cm、長さ15mの予定で購入したのですが、敷きながら「もう少し変化をつけよう」ということになり、巾を40cmにし、残った石で枝垂れもみじを中心として半円を描き、ちょっとフォーマルガーデン風にデザインしました。

ビューポイントとして、前から置いてあった大きな鉢は重くて動かせなかったので、そのままの位置で、鉢の下に石を1個ずつ押し込んで仕上げました。芝生と樹木の普通の庭が、手造りの小路で、ちょっとおしゃれな洋風ガーデンに変わり、訪れる友人も驚いています。
今年の春、窓の下に有り合せのレンガで花壇を作りました。オベリスクに白いモッコウバラを絡ませ、庭に合うガーデンテーブルとチェアーを探し・・・と、洋風ガーデンにする為のアイデアが次々と浮かび、その実現に大忙しの毎日です。半日陰とはいえ、小路に沿って細長い花壇が出来、初めての今年は、インパチェンス、あじさい、アガパンサス、アスチルベ等、白とブルーでまとめてみました。週末には、この庭で家族でティータイムを楽しんでいます。

主な素材
チェーンストーン