| 作品タイトル「私の宝物のガーデン」 |
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深い森の緑に囲まれているような錯覚を覚えるほど成熟した樹木が、完全にプライベートな空間を作り出しています。たとえこれが都会の真ん中であったとしても、庭に入ったとたん静寂を感じることができるはずです。ストラクチャー（構造）がしっかりデザインされている庭ですから、どんな季節でも整った美しさで住む人や訪れる人を楽しませてくれることでしょう。ご自分で施工されるというのは大変なことですが、同時に大きな喜びでもあります。きっと仕上げてゆくプロセスもすごく楽しかったに違いありません。アーチのバラさんたちも今頃はきっと見事に成長していることでしょうね。小澤さんの宝物のガーデンを訪ねることができる人は幸いです。
（秋元ふみ子）
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『私の宝物のガーデン』／埼玉県・小澤 さん
■コメント
この3月、家の新築に伴い、庭も改造しました。以前は、和洋折衷でしたが、今回は、洋庭に重点を置き、全部私の思いのままに作りました。和洋の分離ラインは、コンクリートの擬木でＳ字にカーブさせました。そこに小石を並べ、雨の時は、水が流れるように低くしました。正面玄関は、階段ですが、脇は、車椅子用のスロープをつけ、その上にバラのアーチを3ヵ所設置しました。来年は、アーチがバラで包まれる予定です。中心のサークルの花壇の大きさや木には大変、気を遣いました。門に立って何度も見直して作りました。積み込みは、4月の休日だけを利用して、あり合わせの数百鉢の中からアジサイ、バラ、チェリーセイジ、トランペットエンゼル、ブットレア、コニファーを植えました。私の自慢の庭です。
■予算
50万円
■主な素材
インターロッキングブロック、コンクリート、小石（他は、前の古い石などを並べ変えたもの） |
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