ガーデンデザインレッスン
作品タイトル「自然に抱かれて」
写真 スチュアート アクステル

アメリカンレッドシダーと思われるデッキとラティスフェンスで作られたなかなか面白い作品です。パーゴラというのは普通のデッキに加えることで、たとえば隣接したマンションの上階などから見られる恐れのある場合などにプライバシーを与えてくれるだけでなく、夏の日差しをよける働きもあり、またハンギングバスケットなどを飾る場所としても有効です。

(スチュアート アクステル)
写真

『自然に抱かれて』/長野県・並木 さん

コメント
3年前までは、草ぼうぼうにほったらかしの庭で、雑草とアメリカシロヒトリの大発生に悩まされ続けていました。そこで昨年一大決心をして、前々から憧れていたウッドデッキを自作することにしました。

ウエスタンレッドシダーの匂いをかいだ時から、DIYのおもしろさに完全にはまりました。子供の時プラモデルを夢中で作ったように、食事も寝るのも忘れてデッキ作りに没頭しました。のこぎりで切ったり、ドリルで穴を開けたりしたとき、木の香りががプンプンして、木って生きているんだなあと実感しました。

完成したデッキは椅子など置かず、直接寝っ転がって木の感触を楽しみました。今年はデッキの上にパーゴラをつけました。いつも一人で作業しているので、柱とビーム(梁)を地上から3mの高さの所でどのように固定するか悩みました。たまたま見ていたNHK教育テレビの番組でクランプという道具があることを知って、ホームセンターで2つ買いました(高くてどうしようか迷ったのですが)。

クランプのおかげで、柱とビームをコーススレッドでしっかり止めることができました。パーゴラの次は、レンガと乱形石材を使って庭造りを楽しんでいます。

ガーデニングを始めてから、コメリなどホームセンターに買い物に行くのが休日の日課になりました。