ガーデンデザインレッスン
作品タイトル「四季折々に花が咲く、ナチュラルな宿根草の庭」
写真 スチュアート アクステル

エントランスのパーゴラは、私が日本に来て初めてデザインした庭で使ったものととてもよく似ています。この庭に見られるカーブのアプローチも作りました。私の場合はカーブをスムーズに表現するため、小さなレンガを使いました。エッジが直線の素材を使用してカーブを描くときは注意が必要です。コンクリートペイバーなどの場合、なるべくカットしないほうが良いため、勢い目地幅が変わってしまいます。この写真では、スムーズなカーブが描かれ、縁石が土留めの役割を果たしています。またその縁石に植物が被っている様子も良いですね。アプローチ両側の植栽もとても素敵です。

(スチュアート アクステル)
写真

『四季折々に花が咲く、ナチュラルな宿根草の庭』/長野県南安曇郡・藤原功良 さん

コメント
手づくりのパーゴラアーチをくぐると、約1200株の宿根草が出迎えてくれます。春3月から11月まで、庭のあちこちで何かしらの花が咲いてくれる為、四季をいつも身近に感じています。写真右手はロックガーデン、左手はボーダーガーデン、アプローチ中程はキッチンガーデン、その奥はシェードガーデン、建物裏はワイルドフラワーガーデンと、1つの庭で各テーマ毎に環境条件に合った植栽をしています。全てハンドメイドで造りました。

ガーデニング歴
10年

主な素材
ラティスフェンス600x1800 コンクリート平板、宿根草約250種1200株