山形県の米沢市といえば、雪深い城下町。冬は一面真っ白に埋もれてしまいますが、6月の佐久間邸の庭は活気のある赤い色でにぎわっていました。
佐久間さんの2003年のガーデニングテーマは「赤」。この赤色をテーマにして花壇を作り、鉢植えをこしらえ、日々の手入れに励んでいるそうです。なるほど、広い敷地の中に贅沢とも言えるほどスペースを取った花壇には、真っ赤なサルビアやガザニアが整然と植えられて花畑を作っています。佐久間さんいわく、「庭への直植えこそガーデニングの醍醐味」だとか。
花畑は隣の花とのスペースが余裕たっぷりですが、
「全面に植えず、わざと空きスペースを作る事で花畑が長持ちするように維持していくの。そうして悪くなった花を取って、新しい花を植えます。」
と佐久間さんが話すとおり、これは“佐久間流”の秘訣。
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