正面から玄関に入らずに左手へ。レンガの敷かれたアプローチを進むと、明るい陽射しが降り注ぐお庭に出られます。通路に敷かれたレンガのほかにも、テラコッタタイルやカラーサンドが整然と丁寧に並べられ、さながら舞台のよう。手入れの行き届いた印象です。
注目すべきは敷地のコーナー部分に設けられたベンチスペース。L字形に置かれた手作りのウッドフェンスが通りからの視線を隠して、レンガベースの上のベンチとテーブルが木陰の静かなスペースを作っています。
庭の中央にベンチとテーブルを置いても、なかなか落ち着けないということはよくあるもの。その点、こうした庭の角地を利用すれば心理的にもホッと和めるようになりますね。矢田さんはここで実際に、優雅なティータイムを楽しんでいるそう。自然素材と好きな植物に囲まれた最高のお気に入り空間です。 |
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第6回ガーデニングコンテストの庭自慢部門でグランプリを獲得した時の写真。
ブルーでコーディネートした植物と、落ち着いたブラウンのラティス、ベンチ、テーブルが調和して心地よい。背景のラティスはその後、すのこ状に組まれたウッドフェンスに変更されています。 |
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こちらもご主人お手製の花台。格調高く落ち着いたモスグリーンの塗装が、ティースペースを一層引き立てます。 |
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