英国の冬は、来年へのPlanning(計画)の好機

いままで好き放題に広がっていた大型多年草の地上部が枯れて、
それを切り戻して現れた地面や、落葉の木々が葉を落としたあとは、
しっとりとした冬。
英国の冬は、緯度の関係で昼がとても短くなります。
夕方は早くから暗くなり、朝は7時を過ぎてもまだ暗いという、夜の長さ。
そして一般的に空はどんよりと曇って、お日様を見ることはあまりありません。
そんなときにできることといえば…。

暖かい暖炉の前の、座りごごちの良い椅子で、ミルクティーを飲みながら、
今年の庭の成功と失敗を思い起こし、来年の計画を立てるのです。

Garden Books

冬の庭は、構造部分がはっきりしてきます。つまりデザイン的にどうか、ということが
よく見えるわけですね。ですから、この機に、庭に新しく何かの構造部分を計画し、
更にはシーズンが来る前に施工しておくこともできます。
また色彩計画など、来年はどんなイメージの庭にしようかと、今年訪ねた美しい庭や
友人の庭を思い出し、ガーデン雑誌、テレビのガーデン番組などを見ながら模索します。

ミルクティーとガーデン雑誌

来春に植える苗などを通販で注文する楽しみもあります。
英国の冬は、来年の庭のための準備期間であるとも言えます。

ハーロウカー

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