農薬を使わないために | ||||||||||||
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暮らしの場であるベランダで、食用となるものを作るキッチンガーデンですから、私たちの健康のために農薬は使いたくありません。 そのために、健康に育て、病害虫にやられてもダメージを受けないように、予防対策を徹底させ、被害を最小限にくいとめるために早期発見をします。 予防病害虫がついた苗や鉢植えをベランダに持ち込まないこと茎や葉にアブラムシやハダニがついていたり、ウドンコ病にかかっているものがあります。 培養土は通気性、保水性、排水性、保肥性のよい土を使います市販の草花野菜用培養土、または自分でブレンドする場合は赤玉土中粒5、腐葉土3、バーミキュライト1、パーライト1の割合でよく混合します。一度使った土は再生してから使います。 タネは適度な間隔でまき、日当たりのよい場所で育てます発芽後は適切な時期に間引いて、健康な苗を作ります。 元気な苗を密植にならないように植えつけ、適度に剪定をして、日当たりと風通しを確保します日当たりと風通しがよいと、病気の発生をかなり防ぐことができます。 肥料は適量を与えますとくに窒素分が多すぎると葉ばかり茂り、風通しや日当たりが悪くなって病気にかかりやすくなるので注意します。 アブラナ科の植物はアオムシやケムシの害を受けやすいので、防虫ネットをかけてチョウやガの侵入を防ぎます除去対策害虫は見つけ次第、捕殺します。
変色、変形した葉など、病気にかかった部分は除去します。 さらに広がったら、病気にかかった株を抜き取ります。 化学的に合成された薬剤ではなく、安全な天然由来の薬剤が販売されています。 必要に応じて、使い方をよく守り、使用しましょう。 土のリサイクル一度使った土は捨てずにリサイクルして使います。次の手順で土を再生しましょう。 1-植えてあった株の根や葉を取り除き、広げて乾かす。 2-土の量の1割程度の腐葉土を混ぜ合わせ、握ると固まる程度の硬さになるように 水を加える。 3-ビニール袋に入れて日なたに置き、1〜2ヵ月ねかせて殺菌する。 4-市販の新しい培養土を1/3〜1/2ほど入れる。 5-緩効性化成肥料を規定量混ぜる。 |