都市の緑の役割
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都市空間は、人や物が集中しています。

そして、建物や道路など石やコンクリートに覆われ、過密化し、人々に安らぎをもたらす花や緑が不足しています。

都市化の進行は、二酸化炭素の排出による大気汚染、気温の上昇など環境の悪化をまねいています。同時に、人々には自然空間から引き離されることによる心理的なストレスをもたらしています。

都市の緑化は、花や緑を身の回りにとりいれることで、人口空間である都市を住みやすく快適なものにしています。


植物の効用

 1.環境の向上    2.空気の浄化    3.微気象の緩和
人々のやすらぎの空間となる緑陰をつくり、環境が向上します。また、鳥や昆虫などの生息場所にもなります。   植物の光合成により、車の排気ガスなど人間の活動にともなって発生する二酸化炭素、二酸化窒素など汚染物質を吸収、除去する効果があります。   建物の屋上や壁面を植物で覆うことで、太陽の熱を吸収し、建物の温度上昇を緩め、冷房など電機エネルギーの使用をおさえることにつながります。
         
 4.心理的効果    5.騒音の低減効果    6.防火・防熱効果
植物が身近な空間にあることにより、フィトンチッドなどの揮発成分により、疲労の低減や緊張感緩和の効果があります。 都市のさまざまな騒音や振動を植栽により低減することができます。 生木には強い耐火性があり、阪神・淡路大震災など大火災が発生したときにも、延焼防止に大きな役割を果たした公園や街路樹がありました。
都市の緑化空間
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「都市環境」の緑化

都市環境を花緑いっぱいの住みやすい「まち」にするため、公共空間にはいろいろな緑化の方法がとりいれられています。

緑化をする空間の広さに応じて、敷地の何割かを緑地にするような決まりもあり、これは自治体によって条例などで、きめ細かく定められています。また、一定の基準を満たした施設に対しては、補助金や税金の減免措置なども設けられ、緑化を進めています。

そのような大きな施設だけではなく、お家の周りにも積極的に花緑を取り入れて、快適な生活空間となるような一般の方々が利用できる助成制度もあります。あなたのお家にも利用できるかもしれません。

「身近な環境」の緑化

身近な環境のなかでも特に身の回りの家や庭、ベランダなどに取り入れられる緑化の方法 について皆様にご紹介してまいります。

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