ミヤコワスレ

特徴及び栽培のポイント

佐渡ヶ島に流された順徳帝が都を忘れるほど美しいと言った、といわれる清楚な姿とはうらはらに、強健で育てやすい花です。切り花からでも挿し芽で簡単に根付きます。基本的に日なたを好みますが、高温乾燥に弱いため、真夏は半日陰になるような木陰に植えると良いでしょう。弱酸性の土を好むので、石灰質を混ぜすぎないように注意しましょう。根腐れを起こさないよう水はけも良くします。生育がはやいので、鉢植えの場合はこまめに株分けしてやりましょう。株分けは秋、挿し芽は５月に行います。