釜でおいしいご飯を炊こう

遠く弥生時代から私たち日本人の主食であり続けたお米。昔はかまどで炊いていたお米も、今では便利なマイコン制御が当たり前ですね。売場に行けば「直火」「厚釜」「遠赤外線」など、いかに釜炊きのようにおいしくできるかセールストークが飛び交っています。だったらいっそ釜で炊いてみてはいかがでしょうか?

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商品紹介

■アルミ製本格釜
アルミニウムをひとつひとつ型に流し込んで作り上げています。アルミ板材ではなく、型に流し込む鋳造をすることで底の厚さが3mmの肉厚な釜に仕上がりました。アルミの鋳物は熱伝導率が高く耐久性に優れているのが特徴です。

■圧力蓋
蓋はステンレス製。適度な重量が釜の内部に適切な圧力を掛け、ふっくらと均一な炊き上がりに役立っています。キラキラと光り輝く美しい仕上げも特徴です。

■かまど
アルミ製のかまどに黒色の塗装で仕上げています。塗装は耐熱塗装。釜全体を包み込んで熱を効率的に伝導します。吹きこぼれ用の受け皿が縁についていて、ガスレンジの汚れを少なくします。

それではさっそくご飯を炊いて見ましょう

1.米の研ぎ方から丁寧に   2.最初は強火で5分
1.米の研ぎ方から丁寧に
まずはお米を研ぐことから始めます。今回は米そのものの味わいを試すこともあって研ぎ方は慎重に慎重に・・・。一粒ずつ丁寧にすすめます。研いだあとは約1時間ほど水に浸けて吸水させます。今回は3合を炊くことにしました。
十分な吸水の後、いよいよ釜を火にかけます。釜はそのままガス台にかけるのではなく、セットしたかまどの上に置くように。かまどは十分に安定感があるだけでなく、ドーム状の構造で熱を効率よく釜に伝える役割を果たします。
 
2.最初は強火で5分
ばっちり乗せられたら、圧力蓋をかぶせます。名残惜しいですが、おいしく炊けることを祈りつつ、そっと蓋をします。次に会う時はどんな姿になっているのか・・・。想像をふくらませつつ点火します。思い切って強火にしましょう、エイ!
一旦火をつけたら、中を覗きたい気持ちをおさえて、そっと鍋を見守って下さい。5分ほど経過後、鍋に異変が!どうやら鍋の中身は沸騰しているようです。間もなく蓋がカタカタなりだし、白い湯気が立ち上ってきます。ああ、ふきこぼれるーっ!!
でも心配は無用です。 圧力蓋のずっしりとした重みのおかげで、完全にふきこぼれてしまうということはまずありません。蓋のすき間からふきこぼれた水分も、かまどの下の受け皿部分にたまるので、ガス台を汚してしまうこともありません。圧力蓋とかまどが協力する事によって、愛しい釜のご飯を守ってくれるのです。頼りになります。
3.ふきこぼれたら弱火で7分   4.蒸らしは15分
3.ふきこぼれたら弱火で7分
さて、ふきこぼれをひとしきり楽しんだら火を弱めます。弱火にしたら、7分ほど、再び釜を見守って下さい。そうこうするうちに、ご飯の炊けるいい香りが辺りに立ち込めてきます。蓋を開けたい衝動にかられますが、ここはじっと我慢。
 
4.蒸らしは15分
最後に強火にして、30秒ほど一気に蒸気を飛ばします。火を止めたら15分ほど蒸らしましょう。この「蒸らし」がご飯を炊くのにどれほど重要か、子供の頃のキャンプや野外実習で教わったことはありませんか?そうです、ご飯の「芯」ができないように蒸らすんでしたね。
5.蓋を開けるとそこには

5.蓋を開けるとそこには
いよいよ待ちに待った蓋オープンです。あせりのあまり蓋を持った手を滑らせないように。深呼吸をおすすめします。
そっと蓋を開けると、そのすき間からはホカホカと白い湯気が立ちこめ、台所はおいしい香りに包まれます。思う存分吸い込んで下さい、ふがふが。
炊き上がったツヤツヤのご飯を眺めつつ、胸いっぱいに湯気を吸い込めば、思わず笑みがこぼれます。
幸せを十分かみしめたら、しゃもじを手に取って全体を大きく混ぜます。混ぜる時に勢い余ってかまどが五徳からはずれることがあります。ミトンか布巾で、やけどをしないように注意しつつ、しっかり釜を押さえた方が良さそうです。


6.期待以上にウマいっ!
口に入れた瞬間、いえ、箸をつけた瞬間にいつもと違うのに気がつきます。米そのものの旨みを見事に引き出した味わい。一粒一粒がはっきりと自己主張するようなふっくらした食感は、とてもじゃないけど今までの炊飯器では味わえません。
あっという間にご飯茶碗一杯を平らげ、二杯、三杯・・・。キャンプの時に初めて外で炊いた「飯ごう」のご飯に近い味です。強火で炊き上げるから、こんなにおいしくなるんでしょうね。

■まとめ
・美味しい秘密

(1)ガスの高カロリーで一気に炊く
(2)熱伝導の良いアルミ鋳物釜
(3)適度な圧力を生む重量蓋

・炊き上がりまで 約25~30分

商品紹介

鮭・いくら・青じそなど材料を準備します。鮭は一口大に切っておきます。米は研ぎ、釜の中の目盛りに合わせて水を入れて吸水させます。
一口大に切った鮭を、研いだ米の中に混ぜ込みます。 果たしてちゃんとした鮭釜飯になるのか、しゃもじを持つ手も緊張します、どきどき。
炊き上がりは・・上々!ご飯の湯気から来る香ばしさと、炊き上がった鮭の彩りがいやがおうにも食欲をかき立てますね。いくらと青じそをトッピングしてできあがり!

ゼイタクな鮭釜飯にチャレンジ   気分も盛り上がりますね
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おこげを作るには

パリパリのおこげもこのとおり
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「おこげ」のご飯を炊いてみたいと思います。3合炊きの場合、ふきこぼれた後、通常7分ほど弱火で炊きますが、ここの炊飯時間を長めに(10分くらい)すると、おこげのご飯を楽しむことができます。これぞ釜炊きの醍醐味!


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協力:ウルシヤマ金属工業株式会社

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