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金魚・熱帯魚の病気と治療


大事な金魚・熱帯魚が病気になってしまったら大変ですね。注意深く観察し、病気の早期発見・早期治療を心がけましょう。
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病気と治療方法

 ● 白点病
  一見すると、魚の体表に白い点が見えますが寄生虫です。病気の中では進行が早く、早期発見・早期治療が必要です。
治療方法
1. 1/2~1/3の底を掃除する感じで水換え。
2. 水温を26~28℃程度までゆっくりあげる。
3. グリーンFリキッド・ニューグリーンF・アグテン・メチレンブルーなどを規定量入れ、7日ほど様子を見て、(1)~(3)を3回以上繰り返す。それでも治らない場合は再度治療を行う。

 ● 尾ぐされ病
  特にひれの長い魚に発症しやすい進行性の病気です。進行が早く数日でひれが溶けていきます。
治療方法
1. 1/2~1/3の水換え。
2. 水温を26~28℃程度までゆっくりあげる。
3. グリーンFゴールド・グリーンFゴールドリキッド・アグテンと塩(食卓塩は不可)を水60Lあたり150から250g入れて様子を見る。
※塩は金魚・鯉・グッピー等の場合のみで、その他の鑑賞魚には使用できません。

 ● 水カビ病
  体表に綿状のカビが付着する病気です。
治療方法
1. 1/2~1/3の水換え。
2. グリーンFリキッド・ニューグリーンF・アグテン・メチレンブルーを規定量入れ、様子を見る。
   

 ● スレ傷
  金魚・熱帯魚など魚種を問わず発症する。内出血などともなう場合もある。
治療方法
1. 1/2~1/3の水換え。
2. グリーンFゴールドを規定量入れ、様子を見る。
   

 ● 松かさ病
  松かさ病には急激な伝染力はないが、一度感染すると完治しにくい。
治療方法
1. 1/2~1/3の水換え。
2. グリーンFゴールドリキッドを規定量入れ様子を見る。
  ※定期的な水換えをおこない、松かさ病にならないようにすることを心がけましょう。

 ● 穴あき病
  穴あき病は細菌性の病気でタンパク質を分解しながら進行していく。
治療方法
1. 1/2~1/3の水換え。
2. 水温を26℃程度までゆっくりあげる。
3. グリーンFゴールド・ゴールドリキッドを規定量と塩(食卓塩は不可)を水60Lあたり150から250g入れて様子を見る。

 ● イカリムシ病
  特に池でよく発症する。体表内に寄生し、尾が体より出ている。寄生するのはすべてメスです。
治療方法
1. 可能な限り1/2~1/3の水換え。
2. リフィッシュを規定量入れる。
3. リフィッシュは幼体には効くが、成体と卵には効かないため、(1)~(2)を4回以上繰り返す。

 ● ウオジラミ症
  魚体に吸盤で吸い付き、オス・メスともに寄生する。
治療方法
1. 可能な限り1/2~1/3の水換え。
2. 水温を26℃程度までゆっくりあげる。
3. リフィッシュを規定量入れる。
4. リフィッシュは成体と幼体には効くが、卵には効かないため、(1)~(2)を4回以上繰り返す。

鑑賞魚用医薬品

 
薬品名
薬効期間
水草
1
ニューグリーンF
5~7日間
×
2
グリーンFリキッド
5~7日間
×
3
メチレンブルー水溶液
5~7日間
×
4
アグテン
2~3日間
5
グリーンFゴールド
5~7日間
×
6
グリーンFクリアー
10~14日間
7
グリーンFゴールドリキッド
10~14日間
8
リフィッシュ
10~14日間
×

1
2
3
4
ニューグリーンF
グリーンFリキッド
メチレンブルー水溶液
アグテン
5
6
7
8
グリーンFゴールド
グリーンFクリアー
グリーンFゴールドリキッド
リフィッシュ


資料協力 : 日本動物薬品株式会社



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