健康や肥満、食べ物に付いて気を付けたい事をみていきましょう。
毎日のスキンシップの、延長感覚で。
毎日、ワンちゃんの体温や脈拍を測るのはとても大変ですよね。
けれど毎日のスキンシップの延長感覚で、ついでにできる方法だったら簡単です。
遊びやコミュニケーションの際などに、少し注意して様子を眺めたり、ワンちゃんの全身を触ったりするだけです。
その際の注意点は、“いつもと違うところ”を感じ取ることです。
【注意する点/いつもと違う所】
●体温に変化はないか・・・・・・・・・(からだが熱かったり、冷たかったりしていないか 等)
●歩き方はヘンではないか・・・・・・(しっかり歩けているか)
●被毛や目はヘンではないか・・・・(毛づや、目ヤニ 等)
●排泄物はヘンではないか・・・・・・(色、質感、回数、色 等)
●呼吸はヘンではないか・・・・・・・・(遅かったり、浅かったりしていないか 等)
●鳴き方や鳴き声はヘンではないか
●食欲はヘンではないか・・・・・・・・(食べ残しがあったり、飲み水を頻繁に飲んでいないか など)
と、いう点に注意してみましょう。
正常な健康状態を把握していれば、異常を早期発見することができます。 異常を発見したときは、早めに獣医師にご相談ください。 ちなみに、ワンちゃんの平均体温は37.5~39.0℃。 平均脈拍数は1分間に70~160回程度です。 体格や年齢によって差はありますが、参考までにお知らせしておきます。 |
~肥満は万病のもと~
今では、室内でワンちゃんを飼う家庭が多数になっています。
かわいらしさのあまりつい食事やおやつを与えすぎてしまう・・・なんてことはありませんか。
肥満はワンちゃんの寿命を縮め、さまざまな病気を引き起こすとされています。
まずは、体型のチェックをしてみましょう。
肋骨(ろっこつ)のあたりを触り、皮膚の下にすぐ肋骨が感じられるようであれば一般的に標準体型とされています。
肋骨があまり感じられないのは、肥満傾向にあると考えられています。
肥満になると、足腰や呼吸器官などへの負担も増え、関節炎などさまざまな病気を引き起こす可能性も高くなります。
おやつを与える場合やしつけでごほうびを与える場合は、主食を減らすなどして、摂取量に気をつけましょう。
※一日の総カロリーがオーバーしていなくても、おやつの分量が多くなると栄養バランスが崩れ、肥満の原因となりますのでご注意ください。
同じ種類のワンちゃんでも骨格の大きさに伴って適正体重・体型は異なります。 一日でも長く健康で元気に暮らしていくためにも、飼い主さんで正しい食事管理を心がけましょう。 |
ワンちゃんが食べないように注意したい“ある食べ物”とは…?
ワンちゃんに与えてはいけない食べ物は数々ありますが、特に気を付けていただきたいものがあります。
それは、わたしたちがよく口にしているある2つの食べ物について。
「使い勝手のよい野菜」
「人気のあるお菓子」
と言えばなんでしょう?
飼い主さんやワンちゃんが大好きな方には、簡単な質問だったでしょうか?
ひとつは『ネギ類』、もうひとつは『チョコレート類』です。
各所で注意がなされている事柄ではありますが、やはりこれには理由があります。
【ネギ類】
ネギ類(タマネギ、長ネギ、抽出エキスなど)には、ワンちゃんの赤血球を破壊する物質が含まれています。
重度の貧血や血尿などをおこす危険性がありますので、加熱・非加熱に関わらず与えないでください。
※そのままのネギ類はもちろんの事 ・ハンバーグや鉄板焼きなどの「加工食品」 ・ネギ類のエキスが溶け出た「煮汁」 ・ネギ類の「抽出エキス」が使われているスナック菓子 なども禁物です。 |
【チョコレート類】
チョコレートにはワンちゃんの心臓や中枢神経に影響をおよぼす物質が含まれています。
下痢や嘔吐、ひどい場合は急性心不全などをおこす危険性があります。
チョコレート類はもちろん、チョコレートを使った食品類も厳禁です。 絶対に与えないように。 ※原材料に「カカオ」を使用しているものも厳禁です。 |
※チョコレートの「香り」だけを抽出して添加した、ワンちゃん用として販売されている玩具などは大丈夫です。
商品の表示を確かめてご利用ください。
うっかり「誰かが与えて」しまったり、勝手に「ワンちゃんが食べて」しまう程、身近で危険性の高い食べ物です。
実質的な健康管理は、飼い主さんは本よりおうちの方々の努力が必要です。
ワンちゃんが口にしないよう気を配ってくださいね。
情報提供:ドギーマンハヤシ株式会社
HowTo情報 一覧 |