第25回

英国のオープンガーデンとプライベートガーデン

〜プライバシーを守る〜

「イングリッシュ・ガーデン」という言葉に、漠然と憧れを抱いていらっしゃる方も多いと思います。整形式の庭園に始まり、自然風形式庭園などへと、歴史とともに様々にそのスタイルを変えて行った英国の庭園ですが、コテージガーデン(田舎家の庭)のように、ごく普通の人たちの庭というのは昔も今もそうは変わらないように思います。
生活に必要な野菜やハーブとともに、四季折々の花が咲く景色がみなさんがお持ちの「イングリッシュガーデン」というイメージかもしれませんね。

Private_garden

公共の庭園や公園に対して、個人邸の庭をプライベートガーデンといいます。
通常プライベートガーデンは勝手に入ってみることはできませんね。
また、庭を一般に公開することをオープンガーデンといいます。最近は日本でも自宅の庭を公開するオープンガーデンが増えてきて、その言葉をよく耳にするようになって来ました。
英国で始まった庭園公開・プライベートガーデンを公開するオープンガーデンはどのようにして始まったのでしょうか。
今回はそういったお話です。

シェイクスピアの妻Anne_Hathawayの生家

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