キットを組んで
らくらくウッドデッキ

「ウッドデッキを手に入れたい!」 庭を持っているなら誰もが一度は憧れる思いではないでしょうか。自分で作るにしてもプロにお願いするにしても、その工事と費用は大掛かりで大変です。 ところが世の中には便利な商品が存在するもので、1時間ほどで簡単に組み立てられてかかる費用も安価、しかも防腐加工済み、というウッドデッキ組立キットがあります。 今回はタカショーの「ガディス システムデッキ」の組み立てレポートを紹介します。

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1.ウッドデッキ作りに使うキット

・タカショー ガディス システムデッキ 0.5坪タイプ

ACQ(防虫・防腐加工)仕様 ×1

 

木材はすべてカット加工済み。必要なビス・ボルト類もセットされています。

2.キットを使ったウッドデッキ作りに使う道具

・ドリルドライバー
(一部、穴あけ加工もあるのでインパクトドライバーがあればなおよいでしょう。)
・ラチェットレンチ
・水平器


3.ウッドデッキのサイズ展開

このレイアウトは0.5坪タイプです。ほかに、1.0坪タイプ、1.5坪タイプが用意されています。
また、「システムデッキ」の名にあるように別売のオプションパーツも非常に豊富です。

オプションパーツを別に購入すれば、標準の手すりはラティスだが、木材をX字に組んだクロスタイプの手すりにすることも可能です。


4.ウッドデッキの作り方とコツ

1.床のベースとなる、デッキ枠を組んだ状態です。0.5坪タイプでは2枚使用します。あらかじめ開いている穴にボルトを通し、デッキ枠どうしをラチェットレンチで固定します。


2.デッキ枠に束柱(足)を取り付けます。デッキ枠には穴が空けられていないので、インパクトドライバを使うと作業が早いです。ここで注意したいのはデッキ枠にはオモテ(上になる側)とウラ(下になる側)があるということです。内溝の浅い方がウラなので、束柱はこちら側に取り付けましょう。


3.土台となるコンクリート平板を設置します。設置場所がコンクリートやアスファルトなどしっかりした状態であれば、土台設置は省くことができますが、下が土や芝生の場合は、下を十分に整地したうえで土台を設置するようにして下さい。コンクリート平板はキットに含まれていないため、必要な数を別に購入しておきましょう。


4.水平器を用意して、このように土台の水平を確認しておきましょう。できるだけ水平がとれるように、下の地面を整地しましょう。


標準でついてくる束柱は、手前の「15cmタイプ」です。デッキの床面を高くしたい場合は、奥の「30cmタイプ」(別売)を使うこともできます。


さらに、土台にコンクリート製の「くつ石」を使えば、さらに床面を高くすることもできます。15cmタイプ、30cmタイプとも、くつ石の穴にすっぽりと収まるように設計されています。くつ石はホームセンターで入手可能です。


5.デッキ枠にラティスの手すりを取り付けます。開けられている下穴にボルトを通し、ラチェットレンチで固定します。


6.手すりが「L字形」に合わさる部分に、コーナー柱を組み入れます。コーナー柱は手すりの幅とフィットするよう、9cmの角棒でできています。


7.手すりの天面に、笠木を取り付けます。0.5坪タイプのキットには、90cmと120cm長さのものが各1本ずつ、標準でセットされます。


8.最後に、デッキ枠にデッキ板をはめ込んで完成です。カット不要のキットということもあり、完成までにかかった所要時間はおよそ1時間です。下地さえしっかりしていれば、驚くほど簡単に庭にウッドデッキを導入できます。



完成です。


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