おしゃれな木のトレイの作り方

A4サイズの書類が入れられるカントリー調のトレイです。ジグソー初級者が腕を上げるのにちょうど良いDIYHowToです。


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1.木造トレイを作る際に、必要な材料と道具

材料

  • シナベニア
    450×300×厚み5.5(mm)
  • パイン集成材
    1200×100×厚み18(mm)
  • ミニビス(8本)

道具

  • インパクトドライバー
  • C型クランプ
  • サンダーまたはポリッシャ−
  • トリマ
  • 丸ノコ定規
  • ジグシー
  • 丸ノコ
  • メジャー
  • ボンド

2.木造トレイの木取図(単位:mm)

3.木造トレイの作り方とコツ

1.

木取り図のようにカットしていきます。丸ノコを使うと便利です。
(丸ノコの歯の幅の分、少し余裕を持って採寸します)


2.

Bを写真のようにジグソーでカットしますので、あらかじめ鉛筆でカットする線を引き、しっかりとクランプで固定してから、ジグソーを使いましょう。


アドバイス

メジャーを曲げれば、あらかじめ鉛筆で線を引いておくことが可能です。


3.

ジグソーで曲線を切ります。コツは…

切り終わったら、サンダをかけます。


4.

Bの中央部にハート型を描き、写真のとおりに下穴を開けます。下穴は、ジグソーの刃を通すために開けます。


アドバイス

この時、ヒビが入りやすいので、下にあて木をして下穴を開けます。


5.

ハート型をジグソーでくりぬきます。 左側と右側を、2回に分けて切りましょう。
ここは大事な所ですよ!

切り終わったら、サンダをかけます。


6.

ここでトリマを使います。 トリマに側面案内定規を取り付け、下から5ミリのラインで溝を掘ります。


7.

Bの外周(下辺を除く)およびハートの中をトリマを使ってなめらかにします。


アドバイス

下辺の両コーナーはトリマをかけずに、角を残します。


トリマをかけると…

8.

このようになりました。


9.

BとCをボンドでくっつけ、さらにビスで打ち込んでいきましょう。


アドバイス

今回のようにミニビスを使う場合は、インパクトドライバーのモードをそれに見合うように調整します。

(写真は、リョービ充電式インパクトドライバ BID−1230)


10.

BAとBCをボンドでくっつけ、はめこんでください。


アドバイス

溝にひとつはめ込むごとに、はみ出たボンドをハケで拭き取っていきましょう。


アドバイス

トリマが無い人は、無理に溝を開けようとしないで、そのまま一番ウラに底面がくるようにします。


11.

プロっぽく仕上げるには、ここでサンダをかけます!
細かい所はヤスリで面取りします。


アドバイス

もしグラつくようだったら、カンナか サンダで足の底を削って調整します。


11.

完成です。


おまけ

トールペイントをしてみました!


協力:リョービ販売株式会社