はじめに…
駐車場や道路に使用されるアスファルト、突然できた穴にお困りではありませんか? これを機会に、アスファルトの補修方法を覚えておくと いざという時に、役に立ちます!
注意!作業の前に
作業を始める前に、使用する補修材の仕様を確認の上、作業を行ってください。
アスファルトの補修原因とは
外的要因には交通荷重の不可や大型車混入率や夏期の気温の影響でわだち掘れが発生したり、また、地震なども外的要因に含まれます。 また、内的要因には路床・路盤の圧縮変形、アスファルト混合物の塑性変形,摩耗,舗装構造が上げられます。
用意するもの
全天候型アスファルト補修材マジカルパッチ 20kg
ホーキ
スコップ(※転圧器具)
水(※ジョーロ)
商品説明
マジカルパッチは簡易補修材です。加圧により特殊樹脂と骨材がより緻密になることで強固な耐久性を発揮します。また従来のアスファルト常温合材と比べ、柔軟性のある特殊樹脂を使用しているため完全には固化せず、柔軟なため補修箇所の歪みに追従し、ひび割れなどの破損が生じにくい製品です。また、施工後すぐに通行可能であり、通行時に加わる力でより強固になります。
【【使用上の注意】】
●本来の用途以外で使用しないで下さい。
●散水作業は施工性を改善する目的で使用し、完全硬化を目的として使用しません。
●車の通行など走行荷重が多く加わればより硬く強固になります。
●施工厚さが1p未満の施工は避けて下さい。
●下地がコンクリート場合は使用しないでください
●締め固め後は表面を削ったりしないでください。破損につながります。
●保護具を着用して下さい。
アスファルトの補修方法
施工箇所を掃除
充填と敷き均し
散水
締固める
補修箇所の掃除は必ずしよう
補修箇所に砂や泥があると接着性がわるくなります。できるだけ取り除いてください。
補修箇所の下地を整えよう
下地が砂状で弱い場合や施工深さが深い場合は下地を強固にして下さい。
材料がきちんと充填されていることが重要です。充填と敷き均しが後の転圧作業を簡単にします。
転圧・締固めが最も重要。充填・敷き均し・散水がうまくいってればOK!
転圧されることで硬く強固に仕上がります。
転圧方法は2パターン。機械的に転圧・自然作業による転圧。
機械的に転圧 | 自然作業による転圧 |
プレートやダンパで転圧 |
車を通行させて転圧 |
機械的に転圧 | 補修した箇所の周囲から締固めを行います。周囲の締固めが十分にできたら中央部分を転圧し、締固めていきます。 |
自然作業による転圧 | 車を通行させて締固めます。施工面を全体を通行させてください。車の通行が難しい場合は根気よく押し潰すよう転圧していきます。 |
※必ず転圧を行って下さい。また、施工後に継続的に転圧が加わらないと硬化不良になる恐れがあります。
《わだち掘れなどの舗装面のへこみの場合》
基本作業は穴埋め補修と同様です。ただし、以下の3つの点に注意してください。
@薄い施工は非常に難易度が高い。
A薄いからと言って材料を薄く敷均し転圧しても硬くなりません。
Bポットホールの補修同様に多く盛り付けて補修しましょう。
施工完了です。
施工完了後も通行車両などで繰り返し踏まれ続けることで硬さが増していきます。ただし、タイヤの急な切り返しに対する耐久度は低いので注意してください。本製品はあくまでも一時補修を目的としており、条件によっては再補修が必要になります。実際のアスファルト舗装(道路)のような強度はありませんのでご注意ください。