盆栽は、植えてからの年数が経つにしたがって、鉢の中の根が多くなり、水を通しにくくなります。また、用土の粒が次第に崩れ、通気性・保水性が悪くなります。そうなると、樹は生育不良や枝枯れを起こすことになります。
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伸びすぎた根を切り取って整理し、新しい用土で通気性や保水性、排水性を良くし、新根を良く伸ばすために植えかえをします。
松では3〜5年を目安に植えかえをします。若い木では間隔を少し短めにして下さい。
2〜5月、9〜11月が適しています。
1.植えかえ前
2.鉢から抜く
3.根をほぐす
竹箸などでほぐしていく
4.根の整理
伸びすぎた根を切りつめる1/3〜半分程度が適当
5.鉢の準備
6.用土を入れる
鉢底には大粒の土を
7.位置ぎめ
8.用土をつめる
作り土を細根の間にいれ、最後は化粧土で仕上げ
9.植えかえ後
針金かけはいつでもできます。ただし、松類では芽や葉の伸びている時期は、作業中に葉が落ちたり折れたりしやすいので避けるようにしましょう。
・幹や同一の枝に2本以上かけるときは、針金を平行に巻きます。
・「たすきがけ」は、樹液の流れをさまたげたり、樹皮に傷がつくことがあるので避けましょう。
・ただし、枝先の方で1ヶ所に数本かける場合には、たすきがけになっても差し支えありません。
・枝を曲げたり方向を変えるときには、針金を巻いた方向に枝と針金を一緒にひねって小枝の位置を整えます。
・強く曲げて形を決めたいときは、曲げる部分の外側に針金がくるようにします。
・枝を曲げたり方向を変えるときには、針金を巻いた方向に枝と針金を一緒にひねって小枝の位置を整えます。
・強く曲げて形を決めたいときは、曲げる部分の外側に針金がくるようにします。
「症状」
7〜9月の葉に淡緑色の小さい斑点を生じます。秋冬は進展せず、翌春の4〜5月に病葉の横に横縞の線が入り、発病樹は赤褐色を帯びます。
「対策」
【予防】落葉を集めて焼却する、日当たりや通風を良くする。
【治療】100倍希釈の石灰硫黄合剤、または800倍希釈のダコニール水和剤。
「症状」
黒色大型(成虫約5mm)のアブラムシ。松以外の植物には寄生しません。アブラムシ類が多く発生すると、すす病が発生しやすくなります。
「対策」
【予防】特にありません。
【駆除】・1000倍希釈のオルトラン水和剤 ・1000倍希釈のDDVP乳剤 ・3〜4kg/10aのダイシストン粒剤
※他、ハダニや毛虫類、カイガラムシ類も発生します。
※農薬はラベル等に記載されている使用基準に従い、適用のある作物に使用して下さい。