実はおいしく、生食やジャムに利用でき、近年は目に良いと言われます。
ドウダンツツジに似た可愛い花が春に咲き、秋には葉が落葉します。
ブルーベリーには暖地向き(関東以西)のラビットアイ系と寒(高)冷地向きのハイブッシュ系、
日本全国で栽培可能なサザンハイブッシュ系の3系統があります。
酸性土壌(土壌PH4.0〜5.0)が適し、庭植えであれば掘り上げた土と同量の、未調整のピートモス3、腐葉土2、赤玉土2、鹿沼土3の割合で用いる。
表土に乾燥防止の為にピートモスやワラを敷きましょう。
ラビットアイ系は自家結実性(自分の花粉で受粉して実がなる性質)に劣る為、必ず同系統で異品種を隣接して植えてください。
サザンハイブッシュ系、ハイブッシュ系は1本で実がなりますが、同系統で混植することにより収穫量のアップが期待できます。
自家結実生
自分自身の花粉で受粉し、実がなる性質のことです。
果実は2〜3年でなり始めますが、枝を充実させるために、
幼木の期間(植えてから3年位)は、花芽を摘み取ります。
4年目頃から本格的にならせましょう。
4年くらいすると株元から新しい枝が勢いよく出てきますので、この頃から始めます。
新しい短果枝を出すために、新梢の先端を切ります。
短果枝
花芽や果実をつける結果枝の短かい枝
花芽をふやすために、7月初旬に勢いよく伸びる新梢を摘芯し、側枝を発生させるとよいです。
発酵固形油粕骨粉入を秋口と春先に施します。又露地植えの場合は土壌を酸性に保つため酸性肥料(硫安)などやピートモスと骨粉入油粕を与えます(植え込み時ピートを多く使用している場合は骨粉入油粕のみで良い)。
乾燥を嫌いますので、特に4〜5月の生育期、梅雨明けから盛夏は水切れに注意しましょう。
「対策」・・・【駆除】ダントツ水和剤、ベニカベジフルスプレーなどを散布します。
「症状」・・・枯れ葉や小枝で作った”みの”をかぶった虫が、葉を食い荒らし、樹皮までかじり、枯らすこともあります。
「対策」・・・【駆除】春先、目につくミノムシを捕殺します。
※農薬はラベル等に記載されている使用基準に従い、適用のある作物に使用して下さい。
ブルーベリージャムの作り方