代表的な病気と害虫

1.代表的な植物の病気と害虫

植物を育てるには、病害虫がつきものです。症状を見ながら、的確な処置をしましょう。


病気

灰色かび病(3〜12月)

若葉やつぼみ、花弁など柔らかい所が染みのように変色し、茶色になると腐ります。さらに進むと灰色のフワフワしたカビが発生します。この胞子が次の病原になりますので、すぐに取り除きましょう。ベンレート、トップジンM、ダコニール、オーソサイドを散布します。


「ベンレート水和剤 0.5g×10」

「トップジンM水和剤 1g×10包」

「ダコニール1000 30ml」

「オーソサイド水和剤80 50g」

「トップジンMゾル 30ml」

「カリグリーン 1.2g×10」

「カダンモスピラントップジンMスプレー 900ml」

「ベニカXファインスプレー 1000ml」



うどんこ病(4〜11月)

葉に白い粉状のカビを発生して、光合成を阻害したり葉から栄養を吸収するので生育不良になり、花が咲かない、食味が低下、果実が肥大しないなどの被害が発生します。ひどい場合は枯死します。 発生初期はサプロール乳剤、カリグリーンなどの散布が有効です。バラは手軽に使える殺虫・殺菌スプレーが効果的です。


「サプロール乳剤 30ml」

「カリグリーン 1.2g×10」

「トップジンM水和剤 1g×10包」

「カダンモスピラントップジンMスプレー 900ml」

「ベニカXスプレー 1000ml」

「ベニカXファインスプレー マイローズ 950ml」



軟腐病(4〜10月)

土中の細菌が傷口から侵入し、発生します。地面の際や地下部分が腐り、異臭がします。残念ながら、薬剤の効果はありません。他に伝染しないよう、処分して下さい。発生が心配される場合は、ストマイ液剤20などであらかじめ予防します。


「ヤシマ ストマイ液剤20 100ml」


害虫

アブラムシ(春と秋に多発)

冬越しは黒っぽい体で、春になると羽根がつき移動します。若葉、新芽、花弁につき、吸汁して植物を弱らせ、変形させたり、ウイルスを伝染します。マラソン乳剤、スミチオン乳剤を散布するか、オルトラン粒剤などの浸透性のある殺虫剤を土に施します。


「マラソン乳剤 100ml」

「スミチオン乳剤 100ml」

「オルトラン粒剤 200g」

「オルトランDX粒剤 200g」

「オルトランC 420ml」

「ベニカXファインスプレー 1000ml」

「ベニカXスプレー 1000ml」

「ベニカ水溶剤 0.5g×10袋入」


ハダニ(4〜10月)

古い葉ではないのに、色つやが悪くなったり、かすれ模様が出てきたら、裏側にハダニが潜んでいます。多くの草花、庭木、観葉植物に発生します。ダニ専用殺虫剤を散布します。

「バロックフロアブル 20ml」

「アーリーセーフ 100ml」

「ダニ太郎 20ml」

「アクテリック乳剤 100ml」


コナジラミ(4〜10月)

葉裏に小さい成虫がつき、揺らすと一斉に飛び立ち、白い粉を蒔いたように見えます。卵、幼虫、さなぎは半透明で見つけにくいです。アクテリック乳剤などを散布します。

「アクテリック乳剤 100ml」

「オルトランDX粒剤 200g」

「ベニカXスプレー 1000ml」

「ベニカXファインスプレー 1000ml」


カイガラムシ(通年)

貝殻のような殻をかぶり、枝、幹に着き、吸汁します。貝殻の状態のものは、こすり落とします。薬剤駆除は、4月〜5月の幼虫がふ化した直後にアクテリック乳剤などを、成虫は冬眠期にマシン油乳剤を散布します。

「アクテリック乳剤 100ml」

「オルトラン水和剤 1g×10」

「ホッコー マシン油A乳剤AL 450ml」

「ボルン 300ml」

※ベランダで農薬を撒く時は、隣家に流れていかないように、大きなビニール袋の中に入れて散布しましょう。


2.アブラムシは黄色が好き?

豆知識

アブラムシは、黄色い花に寄って来ます。しかし、アルミホイルのように銀色で反射するものは苦手とか。
反射シートなどを木の下に敷くと、太陽の反射で果実の色つきが良くなり、またアブラムシも回避できます。
反射テープを木の周りにつけても効果があります。銀糸入りの防虫ネットもコメリで扱っています。
その他、ニンニクを根元に置くとか、両面テープを枝の根元に貼ると、アブラムシは根元から上がってくるので登れない(つかない)という方法もあります。


「反射シート・キラリクロス 1.5×50m」

「反射シート・キラリハイデン1.5×100m」

「銀糸入り防虫ネット 1.35×50m」


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