セロリの育て方

MEMO

セロリ・・・セリ科
原産地:ヨーロッパ〜西アジア・インド

  

海岸沿いの湿地などに生え、高さは30〜75cmになります。
古代ギリシャでは薬用や煮物に利用したそうです。
わが国へは明治時代に導入されましたが、本格的な普及は戦後のことです。
茎や葉がサラダや漬け物、香味野菜として利用されます。

1.セロリの育て方

年間作業カレンダー



品種

「セロリ」は、独特の香りと葉に少し苦みがあり、くせのある野菜ですが、さまざまな料理に利用されます。
わが国での栽培品種は、ほとんどがコーネル系ですが、スープセロリのような品種もあります。
低温にあうと花芽分化するので、初夏にタネをまき、晩秋から冬に収穫するのが一般的です。


栽培条件

生育適温が15〜20℃と冷涼な気候を好むため、風通しのよい場所で栽培し、真夏には寒冷紗などで遮光します。
中性に近い、弱酸性を好みます。
強い酸性土壌ではかならず石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
いちど栽培したところでは、少なくとも1年は栽培しないようにしましょう。


2.セロリの種まき・育苗

タネは発芽しにくいので、まく前に一昼夜、水に漬けておきます。
育苗箱に、10cmくらいの間隔で条まきします。
好光性のため、覆土はごく薄く、タネがかくれる程度にします。
本葉が3枚のころに、3号ポットに移植して、本葉が7〜8枚になるまで育苗します。


3.土作りと畝作り(セロリ)

酸性土壌に弱いので、植えつけの2週間くらい前までに石灰を施し、よく耕します。
畝の全面に、堆肥と油かす、鶏糞、化成肥料を入れてよくすき込みます。
幅70cm、高さ20cmほどの畝を立てます。


4.セロリ苗の植えつけ

本葉が7〜8枚くらいに育ったころ、条間50cm株間35cmくらいに植えつけます。
移植を嫌うので、根を傷めないように気をつけ、また株元を埋めすぎなしようにします。
植えつけの後にたっぷりと水を与えます。
65cmの深型プランターなら2株が植えられます。


5.セロリの追肥・管理方法

生育期間が長く、多肥を好むので、2〜3週間ごとに油かすや化成肥料を追肥として与え、土寄せします。
真夏には直射日光を避けるために日よけをして、乾燥させないように株元に敷きわらをします。
また生育には、多くの水分を必要としますので、水やりを欠かさないようにします。
黄変した外葉は、病気の原因にもなりますのでこまめに摘み取るようにします。


6.セロリの収穫方法

草丈が40cm以上になった株を収穫します。
収穫が遅れると、成長しすぎて、内部が割れるといった、すが入る状態になるので注意が必要です。
栄養素は茎よりも葉の方に多いので、捨てないで利用してください。


7.セロリの病害虫と対策

1.アブラムシ類

体長2〜4mmの小さな虫が、新芽や茎に群がって汁を吸います。


[対策]

アーリーセーフ、ダントツ水和剤などの殺虫剤を散布します。
小面積の散布には、スプレータイプが手軽です。


2.キアゲハ

春と秋に、幼虫が葉を食害します。


[対策]

見つけたら小さいうちに駆除します。


3.軟腐病

高温多湿期に発生する、細菌性の病気です。
株全体が腐敗し、やがて枯れてしまいます。


[対策]

連作を避け、水はけや風通しをよくすることで予防します。
発生したときは株ごと抜き取って処分します。


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