つるむらさきの育て方

MEMO

つるむらさき・・・ツルムラサキ科
原産地:東南アジア地域

1.つるむらさきとは

つるむらさきとはツルムラサキ科のつる性の1年草で、東南アジア地域が原産です。
紫色と緑色の2種類の茎の色があり、紫色は観賞用として、緑色のものが食用として利用されています。
ほうれん草よりも栄養価が高く、独特のヌメリがあります。
葉や若芽を摘んでお浸しや炒め物、味噌汁の具などで食べられます。

2.つるむらさき栽培のポイント

発芽温度や生育温度が高いので暖かくなってからタネまきを行ってください。直播とポットまきの移植栽培両方が可能です。
高温・乾燥には強い性質がありますが、低温には弱く、降霜で枯れてしまいます。
肥料は元肥主体に与えてください。

3.つるむらさきの発芽適温・生育適温

発芽適温 25〜30℃ 生育適温 20〜30℃ 土壌適応性 ph6.0〜7.0 輪作年限 0年

4.つるむらさきの種まき、定植、収穫時期

5.つるむらさき栽培の作業手順

1. 畑の準備

植え付けの2週間前位に堆肥と石灰、油粕・化成肥料等を散布し、よく深耕しておきます。
肥料は根を作るために堆肥を十分に混ぜ込んでください。
排水の悪い畑では、高畝してタネまきを行います。


2. タネまき

ポットやセルトレイにタネまき用の培土を入れ、土を湿られます。タネを2〜3粒まいたら覆土をし、上から軽く土を押さえます。
定植までに1本に間引きを行います。
暖かくなった頃、直接タネをスジまきでも40cm間隔の点まきを行ってもよいでしょう。


3. 管理

本葉が4〜5枚で株間が35〜40cm間隔に定植し、さらに、草丈が30p程度で摘芯し、側枝を伸ばします。


スジまきを行った場合は、発芽後株間40cm程度に間引きを行います。<


つるが伸びてきたら支柱を立てて支柱に絡ませます。


4. 収穫

新芽が次々と伸びてきますので順次摘み取って収穫します。


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