年末といえば「年越しそば」。
大晦日に家族そろって食べるこのそばを、今年は自分で打ってみましょう。
道具から打ち方まで、コメリが応援します。
皆でお好みの具を入れれば、会話も弾む!
■材料(約4人前分)
・そば粉 | ・・・・・・・・・400g |
・小麦粉 (強力粉か中力粉) |
・・・・・・・・・100g |
・打ち粉 (なければそば粉) |
・・・・150~200g |
・水 | ・・・200~250cc |
■道具
▶そば打ち5点セットの他に、
・鍋(大きめの4~5リットル)
・ざる(竹またはステン製)
・計量カップ
・タオル(3~4枚)
・めん切りまな板(まな板で代用可)
1. こね鉢にそば粉と小麦粉(つなぎ)を十分にかきまぜ、粉の真巾にくぼみをつくり水を少し入れてはよくほぐし、パン粉状になるまで繰り返し続けてください。
2. 全体によく混ったら耳たぶ位の柔らかさになるまでていねいによくこねます。ここは慎重に、水加減が過ぎるとこしの弱いまずいそばになってしまいます。力を入れるのでこね鉢の下にタオルを数枚クッションがわりにしてください。
3. 左手で支え、右手で回転させながら空気抜きを100回位します。
4. 手のひらを使って中央から押しつぶしながら丸い形をつくります。
5. 打ち粉を多めにふり、めん棒で丸くのばします。
6. めん棒に巻きつけ両手は中央におき手前から軽くたたくようにしてころがします。
7. 同じ要領で4ヶ所を順番に行うと、正方形になります。これをツノダシといいます。
8. めん棒に巻き、四辺を平行にのばします。1~2ミリ位になるまでていねいに、手の位置はそば生地の両はしに。
9. 台にそばを打ちつけながら、めんに巻いていきます。その時トントンと音がでるので、この作業をトントンぶちとも言っています。
10. 広げたそば生地にたっぷり打ち粉をまぶし、包丁の巾に合わせて折り畳んでいきます。畳むごとに打ち粉をていねいにふっていきます。
11. めん切り板にたっぷり打ち粉をふり駒板を使って、千切りの要領で細く切っていきます。
12. 大きな鍋に少し(2人前位)づつゆでるのがポイント。
13. 沸騰したお湯にそばを少しづつ入れ、はしで固まらぬよう、ほぐしながらゆっくりかきまぜアワが出て煮こぼれる時は水を少し入れて抑えてください。
14. 冷たくめしあがる時は、ゆであがったらすぐざるにすくい上げ、すばやく流水で軽くまぜながら洗いぬめりをとって水をしっかり切ります。
15. 一通りかいつまんで説明してきましたが、いちばんのポイントはそば生地の固さ加減です。それはほんの少しの水の過不足できまります。何回か失敗して経験を積み、こしのきいた歯ごたえのあるそばができた時のよろこびをめざして楽しんで頑張ってください。