トマトとはナス科の草本植物で、ペルーやアンデス高地が原産地とされており、通常は1年草ですが環境条件が整うと何年も生育する時があります。
日本には17世紀頃渡来したが消費が多くなってきたのは昭和になってからです。
大玉のほか中玉、ミニと大きさもいろいろあり、色も赤や黄色、緑や黒など多彩になっていて、生食のほか加工用の種類もある。
トマトは灌水をやや少なくして栽培 すると、糖度が高くなりフルーツトマトやシュガートマトなどと呼ばれるような非常に甘いトマトが出来ますが、極端に乾燥状態になると尻腐れなどの生理障害が起こってしまいますので注意してください。
発芽適温 | 25〜30℃ | 生育適温 | 15〜25℃ | 土壌適応性 | ph5.5〜7.0 | 輪作年限 | 3〜4年 |
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連結ポットやセルトレイにタネまき用培土を入れ、土を湿らせてから1ヶ所にタネを1粒まきます。 覆土はタネがかくれる程度薄くし、軽く上から押さえます。 |
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植え付けの2週間前位に堆肥と石灰、油粕等を散布し、よく混ぜておきます。 |
本葉が出た頃、ポットに植え替えます。 | ![]() |
定植は第一花房の花が咲き始まったら定植の時期になります。 株間が45cm程度に植え付けます。 灌水は、土が乾いてから与えてください。 |
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茎が伸長するにしたがって紐等で誘引を行いますが、支柱を使用する時には、あらかじめ定植前に45cm間隔で支柱を立てておき、伸びてきたら紐を支柱に8の字になるように結んで誘引します。 追肥は第一花房が大きくなり始めたら与え始め、以後は2週間に一度程度与えます。 |
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葉と茎の付け根から伸びる側枝はできるだけ小さい時に手で折って取り除きます。 この時、病気を伝染することがありますので、刃物はなるべく使用しないようにします。 |
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大玉トマトは果実の数を3〜4個になるように先端の果実の間引きを行います。 | ![]() |
果実が大きくなり、赤く色付きだしたら収穫になりますが、できるだけ赤く完熟してから収穫します。 | ![]() |
ミニトマトは間引きを行わずに、赤や黄色に色付いた物から順次収穫します。 | ![]() |
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