法律で義務化
住宅用火災警報器を取り付けよう!

はじめに…住宅用火災警報器ってなに?

住宅用火災警報器とは、火災によって発生した熱や煙を早期に発見し、音声やブザーなどで火災を知らせる警報器です。
住宅火災での犠牲者の6割以上が、逃げ遅れによるものです。中でも「発見の遅れ」が最大の原因。火災の早期発見が何よりも大切です。アメリカでは、住宅用火災警報器の設置が義務化されてから、死者が大幅に減りました。

なぜ、義務化されたのか?

建物火災による死者数の約90%が一般家庭で発生しています。
平成17年中(出典:平成18年版消防白書)
1.住宅火災による死者数は、年間1,220人です。
2.住宅火災の犠牲者の原因は、逃げ遅れが63.1%(770人)、その他が36.9%(450人)です。

このような状況から、消防法の一部が改正され、一般家庭での火災警報器の設置が義務化されました。
皆さまの命を火災から守る決め手が、早期発見に繋がる火災警報器の設置です。

いつから設置?

新築住宅は、平成18年6月1日から設置
既築住宅は、原則として平成20年5月31日までに設置

※既築住宅の場合は、各市町村条例によって設置の完了日が定められますので、
  所轄消防署でご確認ください。
※賃貸住宅へお住まいの方は、設置について所有者・管理者様へご確認ください。

すべての住宅に設置が必要なのか?

一般の戸建住宅、店舗併用住宅、共同住宅などの全ての住宅が対象です。

※設置基準の詳細は、各市町村条例によって定められますので、住宅用火災警報器を設置の際は、必ず所轄消防署でご確認ください。


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