衣替え時のお洗濯・収納の仕方

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衣替え収納前の「型崩れしにくい」「しわになりにくい」お洗濯の仕方や、翌シーズンすぐに出せる収納ケースへの収納の仕方などいろいろご紹介します。市販されている香り付きの洗剤・柔軟剤で香りを楽しみながら、是非お試しください。

 

お洗濯編

[香りで衣替えを楽しもう!]夏物を収納する前のお洗濯で気を付けたいポイントは?

1. はじめに・・・

お気に入りの夏物は、きちんとしまって来年も活躍させたいものですね。
でも、近ごろは暑さが長引くせいもあり、衣替えはちょっとおっくうになりがち。
そこで今年は、[香りで楽しむ衣替え]でモチベーションをアップすることに!
お気に入りの香りが残る柔軟剤を使って、衣替え前のお洗濯を実践してみました。

2. 気をつけて!残った汚れのエイジング

衣類の汚れが残っていると時間の経過によってシミや黄ばみ、ニオイに変化してしまうのだとか!?これを汚れのエイジングというそうです。
ちゃんとお手入れしないと後悔するのは夏のお肌も衣類も同じなんですね。
お気に入りの洋服が翌年取り出してみたら台無しに……なんてことのないよう、収納前には どんなことに気をつけたらよいのでしょうか。

3. 汗や皮脂はしっかり落ちている?

汗や皮脂の分泌が多い夏は、ちゃんと洗ったつもりでも衣類の汚れが落ち切れていないこともあるそうです。
たくさん汗をかいたり、汚れ落ちに不安のある衣類は、一度洗っていても収納前にあらためてお洗濯するのがオススメ。

また、夏の間クリーニングに出していた洋服も、通常のドライクリーニングでは水溶性の汚れが落ちにくいため、汗が繊維に残っていることが少なくないとか。

絵表示を確認して水洗いが可能であれば、おしゃれ着用の中性洗剤を使って、手洗いまたは洗濯機のドライコースできちんと汗を落とす必要があるとのこと。
繊維に残った汗や皮脂をしっかり落とすコツはというと……。

洗濯機に入れるまえに…

汗や皮脂の汚れがつきやすいエリ・脇の下の部分におしゃれ着用の中性洗剤の原液をつけ、指で優しくなじませます。
洗濯ネットに入れてドライコースで洗います。Tシャツや綿ブラウスの場合は、スプレータイプの酸素系漂白剤をスプレーしてから、洗濯機に入れて洗うのも効果的。

全体的な汚れにはつけ置き洗い

全体的に汚れが気になるときは、つけ置き洗いが効果的。
洗濯機に低めに水を張り、通常の洗濯と同じ量の洗剤を入れて約1時間つけ置き、その後は通常の水量まで水を足して他の洗濯物と一緒に洗えば、水も洗剤も無駄になりません。
好きな香りの柔軟剤で気分よく

仕上げに香りが残る柔軟剤を使うと、干したり、畳んだりの作業が楽しくでき、衣類の風合いも保てるのでおススメとのこと。

4. 洗濯機の使い方も要チェック!

  • 洗濯物は詰め込み過ぎない
  • 洗剤は適量を守って使う
  • 洗濯槽の汚れもチェック

これらが守られていないと、せっかく洗っても汚れが落ち切れなかったり、ニオイが残ってしまうことも!

 シワや型くずれを防ぐ脱水と干し方のコツ

脱水の仕方や干し方のちょっとしたコツで、選択ジワや型くずれを防ぐことができます。ぜひ、お試しを!

脱水しすぎはシワや型くずれの原因に

脱水時間が長すぎると、シワや型くずれの原因になってしまいます。
まず、絵表示を確認し、ヨワクのマークがついているかどうか見てみましょう。
これは、手洗いなら「弱くしぼる」、洗濯機名ら「短時間で脱水する」という意味です。

ちょっとアドバイス!
全自動洗濯機で1~2枚だけ脱水時間を短時間にしたい場合は、以下の方法で。
洗濯ネットを上手に使えば、シワになりやすいワイシャツや薄手のシャツも、ほかの衣類と一緒に洗えます。

【手順】
(1)脱水時間を短くしたいものを、あらかじめ洗濯ネットに入れておく。
(2)脱水は手動で「短時間」に設定しておく。
(目安:綿のワイシャツで1分、その他のシワになりやすい薄手の衣類は15~30秒)
(3)ほかの衣類と一緒に洗濯し、脱水まで行う。
(4)短時間脱水が終わったら、洗濯ネットごと、先に取り出す。
(5)残りの衣類だけで、再度脱水のみセットする。

シワを防ぐ干し方

脱水が終わったら、洗濯物をできるだけすぐに取り出して、干しましょう。シワをのばしてから干すと、綿シャツなどの仕上がりがアップします。

【STEP1】大きなシワをのばす
軽くふりさばく
【STEP2】細かいシワをのばす
①一度たたんでから、手のひらでパンパンとたたいてシワをのばす。
②えりや前立て部分、ポケット、そで口などのシワが目立つ部分を引っ張ってのばす。

仕上がりに差が出る干し方いろいろ

衣類によって、絵表示に干し方マークがついているものもあります。干す前にチェックしておきましょう。
以下に、ポイントを挙げてみます。

【陰干し】
絵表示が<陰干しマーク>のものや、毛、絹、ナイロンなど、日光で繊維が黄変や変質してしまうものは、必ず陰干しします。
また、色の濃いものは日光で色あせしやすいので、色合いを大切にしたい場合は、陰干しにしたほうがいいでしょう。
【筒状のつり干し】
厚手のパンツやジーンズ、スカート類など。裏返して筒状に干すと、乾きが早くなります。
【平干し】
ニットなどの伸びやすい衣類やデリケートな衣類。
ざっくり編んだローゲージニットやカットソーなど。平干しにすると、型くずれを防げます。専用の平干し台がないときは、ピンチハンガーの上を利用してもいいでしょう。
【M字干し】
2本のさおを使って干す方法。タオルケットやシーツ、ラグなどの大物類など。空気の通り道が多くなるので、乾きやすくなります。
【三角干し】
タオルケットやシーツ、ラグなどの大物類など。水滴が1か所に集まり、乾きが早くなります。
【じゃばら干し】
シーツやバスタオルなどの薄手の大物類に。干すスペースがないときに便利です。

5. まとめ

  • センイに残った汚れが時間の経過でシミや黄ばみ、ニオイの原因に。
  • お洗濯で、汗や皮脂などの汚れをしっかり落としてから収納を。
  • 仕上げには香りのよい柔軟剤を!作業が楽しくでき、風合いもキープ。

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情報提供:花王株式会社「マイカジスタイル」より

※この記事に含まれる情報の利用は、お客様の責任において行なってください。

 

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