桜の植え方※ご注意ください。
天候・地域・栽培条件によって下記の栽培方法が当てはまらない場合があります。

1. 適した植え場所

桜は日当たりを好みますので、よく日が当たり、風通しの良い場所を選んで下さい。
鉢植えにする場合も同じ条件にして下さい。


2. 土質

水はけが良くて、適度に湿度が保てる肥沃な土地を選んで下さい。もし不安がある場合は、植え付け場所に、直径30㎝、深さ30㎝位の穴を掘り、掘り出した土と、ホームセンター等で購入できるバーク堆肥等の完熟堆肥を良く混ぜ合わせ、苗を一緒に植えて下さい。
鉢植えにする場合は、水はけを良くするため、鉢底に粗い赤玉土等を敷き詰め、赤玉土と腐葉土を半々くらいに混ぜた物を使用して下さい。



3. 植える時期

通常は2月下旬から3月に植えることをお勧めします。 植えた直後に水をたっぷり与えて下さい。乾燥に注意して下さい!



4. 植え方

しっかり水を与えた苗をポットから取り出し、前述したサイズの穴に用意した土と一緒に植えます。植えた直後にはしっかりと水を与えて下さい。またポイントとして、接木部を地中に入れて植えて下さい。(接ぎ木テープを取り除く。) 根張りが良くなります。
2年目、3年目と支柱をすればしっかりとした樹形を作ることができます。支柱は丈夫な物を使用して下さい。


5. 管理

冬季に固形肥料や、有機質肥料を施して下さい。木の灰を根元にまくと効果的です。
また剪定も冬場に行い、お客様のセンスで整枝して下さい。
桜は一般的に大きくなりますので、放っておくと大木になってしまいますのでお庭に植える際は注意して下さい。
病虫害は5月頃から発生します。発見次第直ぐに除去して下さい。また早めの防除が肝心です。農薬を使用する場合は、くれぐれも使用上注意を良く読み、顔や腕など露出するところは覆い、飛散を防ぐため、風邪のない朝方に適量を散布します。