カー用品

  • カーオイルの選び方は?
  • 製法による分類

    エンジンオイルには製法によって下記の3種類に分類されます。これらをベースオイルといい、
    通常はこれに添加剤をプラスしたものをエンジンオイルといいます。
    化学合成油 鉱物油を化学分解してエンジン洗浄と環境を考えた添加物を化学合成させた良質なオイル。値段は高いが安定した高性能を発揮する。
    部分合成油 鉱物油に化学合成油あるいは水素化精製油を混合したベースオイルで、経済性と性能を併せ持っているが、耐熱性能などは化学合成油には及ばない。
    鉱物油 原油から精製されたもので、現在最も一般的に普及しているベースオイル。分子量などはバラバラで揃っていないため、組成が破壊され易い。

    品質による規格

    ガソリンエンジンオイルの記号はSで始まり、ディーゼルエンジンオイルの記号はCで始まる記号で表示されています。
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    粘度について

    エンジンオイルは「低温時では硬く、高温時では柔らかい」という特性をしていますので「住んでいる環境」に合ったエンジンオイルを使用することが必要となります。その粘度を表した代表的なものとして「SAE規格」があります。オイルの缶に「5W-30」などとありますが、これはオイルの「低温時での粘度と高温時での粘度」を表したものです。前の数値(5W)が低温時での粘度で、「5W」の「W」とは、ウインター(冬)を表し、寒い冬での粘度の度合いを 表したものと言うことになります。
    また、後ろの数値(30)は高温時での粘度で、数値が大きければ大きいほど「高温時(エンジンを高回転で回していても)でも、硬さを保ったオイル」であるということです。
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