おすすめ防草シート特集防草シートの選び方

防草シートには様々な種類があり、それぞれに特長があります。自分が施工する場所・面積・用途などから適した防草シートを選ぶようにしましょう。

サイズを決める

サイズを決める

まず最初にサイズを選びます。一般的な規格として幅は0.5m、1m、1.5m、2m、3m、4mがあり、長さは5m、10m、50m、100mなどがあります。防草シートを敷く予定の場所の面積を測り、その面積より少し大きめの面積に施工できるサイズを選びましょう。

サイズ選びのポイント

基本的には大きめのサイズを選ぶ方が、価格は安く抑えられますが、大きすぎると施工前にカットの手間がかかり作業性が下がる恐れがあります。防草シートを敷く場所が細い場所などの場合は気をつけるようにしましょう。

耐用年数を決める

耐用年数を決める

サイズの次は耐用年数を確認します。基本的には耐用年数が長い方が貼り替えの手間などもかからず楽なのでおすすめです。ただし、耐用年数と価格は比例するので、初めて防草シートを使う方には、価格の安い耐用年数が5年程度の物を使うようにしましょう。

特徴を決める

防草シートには特殊な機能を持った特徴的な物もあります。通常の防草シートよりも使う場所が限られる分、より目的ごとの使用が可能です。

不織布タイプ

耐用年数を決める

通常の織布タイプの防草シートは、布の隙間から雑草が突き抜けてしまう恐れがあります。それに対して不織布タイプは隙間ができづらく、雑草の突き抜けに強くなっています。

あぜ・斜面用

あぜ・斜面用

あぜ・斜面は基本的に植物の根っこによって崩れにくくなっています。あぜ・斜面用の防草シートはそれらの植物を抑制しつつ、根は枯らさずに守るので、あぜ・斜面を良好に維持します。

電気柵用

電気柵用

通常の防草シートは通電率が悪いため、電気が体を通って地面に通りにくく、動物に充分なショックを与えることができなくなってしまいます。専用の防草シートは通電率が高い素材を使うことで通電効果を維持し、電気柵に通電している電気を動物に充分に通電することを可能にしています。

栽培施設用

栽培施設用

施設栽培用の防草シートは防草効果に加えて、栽培を助ける効果があり、①光を反射させて作物の葉裏に光を当て光合成を促進、②紫外線の反射率が低いので、紫外線による果実の焼けを防ぎ、乱反射で、万遍なく色付けが可能、③赤外線の反射率が高く、熱を反射するので、シート周辺の温度・地温上昇を抑える、などの効果が期待できます。

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