テントとタープの選び方

テントやタープにはさまざまな種類があり、何をそろえればいいのか悩んでしまう。

そんな人のために、ここでは選び方のヒントを紹介します。

 

1.テントの種類、使用人数で選ぼう

テントは使用人数に合わせて選ぶことが基本です。

 

 

ツーリングテント

バイクツーリングなどを想定して1〜2人用のコンパクトモデル。

軽量ながら高強度なのが特徴。


 

ドームテント

ポール2〜4本を組み合わせて建てる、最もベーシックなテント。

設営が簡単で、ビギナーに向いてます。


 

キャノピードームテント

ドームテントにキャノピー(タープのような屋根が作れる前室)がついたモデル。室内への出入りがしやすい。


 

2ルームテント

前室がスクリーンタープのようになっている2気室構造テント。

タープを設営しなくてもリビングが確保できます。


2.タープの種類
(スクエアタープ、ヘキサタープ)

 

スクエアタープ

ポール6本で建てる長方形をしたタープ。開放感があり、さまざまなアレンジで使うことができる。


 

ヘキサタープ

ポール2本で建てる6角形のタープ。ポールの本数が少ないこともあって建てやすく、収納サイズもコンパクト。


 

スクエアタープ

まずは敷く場所の寸法を測ります。巻尺は一般的なスチール製のコンパクトなタイプで十分です。タテ・ヨコの辺の長さを測りましょう。今回は玄関前のアプローチの一部分に敷いてみることにしました。


3.ポールの素材
(ジュラルミン、スチール、グラスファイバー)

テントやタープにはさまざまな種類、そしてグレードがあります。それを知る目安にもなるのがポールの素材です。 覚えておけば、賢いテント&タープ選びができるはずです。

 

 

ジュラルミン

アルミに他の材料を加えて、弾性、剛性などの特性を変えたもの。


 

スチール

しならせることができず、収納も大きくなるが、丈夫なのが魅力。


 

グラスファイバー(FRP)

重いが、適度にしなり、復元力も高い。ジュラルミン等に比べてリーズナブル。


4.人数や天候でレイアウトを決める

ファミリーキャンプのための、キャンピングサイト・レイアウトを紹介します。

 

 

 

 

1.少人数型サイト

ヘキサタープは、人数が多くなると圧迫感がある半面、コツさえつかめば1人でもたてられるメリットがある。

3〜4人の比較的少ない人数なら、「ドームテント+ヘキサタープ」のサイトレイアウトがオールマイティで便利です。


 

2.多人数型サイト

人数が4人以上になる場合は、有効面積が広いスクエアタープを使った「ドームテント+スクエアタープ」の組み合わせがよい。


 

3.全天候型サイト

あらゆる天候に強い「ドームテント+スクリーンタープ」のレイアウト。

スクリーンタープは自立式なので風に強く、サイドパネルを閉じれば、雨の吹き込みも防いでくれます。


 

 

 

 

 

4.コンパクト型サイト

設営スペースや荷物をコンパクトにしたいなら、「2ルームテント」です。前室が広いのでタープを張る必要がなく、狭い区画でも居住空間が確保できます。また、収納サイズはテントひとつ分程度なので、ラゲッジが狭い車でも安心して積めます。


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協力:コールマンジャパン株式会社