メロンの育て方

MEMO
メロン・・・ウリ科
原産地:北アフリカ・中近東地方

中央アジアから西南アジアが原産だと考えられています。
ここから西方の雨量の少ない地域を中心として、
古代エジプトでも紀元前から栽培されていました。
ネットメロンは、16世紀のイギリスで温室栽培で発達しました。
わが国へは明治時代中期に導入され、後期から本格的に栽培が始まっています。

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メロン

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作り方

作業年間カレンダー

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品種

網メロンと網なしメロン 「メロン」は、ヨーロッパ型のネットメロンやカンタロープ、小アジア型のウィンターメロン、それに東アジア型の雑種メロンをいいます。
また形態的には、網メロンと網なしメロンの系統に分けられます。
ホームガーデンで比較的作りやすいのは、プリンスメロンや一代交配のメロンなどです。

栽培条件

石灰と畑 「生育適温が25〜30℃と高温性のため、できるだけ保温や加温して発芽・育苗します。
植えつけは、暖かくなってから行うことがポイントです。
酸性には弱いので、酸性土壌ではかならず石灰を施し、よく耕してから栽培にとりかかってください。
連作すると蔓割れ病や線虫による障害が出やすいので、いちど栽培したところでは、少なくとも3年は栽培しないようにしてください。

種まき・育苗

種を一晩水につけておく/本葉1枚でポットに移植する 芽がでにくいので、一晩水につけておきます。
育苗箱に条間9cm、株間2cmほどの間隔で条まき(すじまき:浅い溝を作り、一列に種を蒔く方法)します。
覆土は1cmくらい。
寒さに弱いので、25℃程度になるように保温します。
本葉が1枚のころ、3号ポットに移植します。
夜間の気温が18℃以下にならないように保温してください。本葉が4〜5枚になるまで育苗します。

土作りと畝作り

苗を土に植え、堆肥と油かす、化成肥料を入れた状態の正面からの断面図 強い酸性土壌に弱いので、植えつけの2週間くらい前までに石灰を施し、よく耕します。
畝の真ん中に20〜30cmほどの溝を掘り、元肥として堆肥と油かす、化成肥料を入れて埋め戻します。
そのあと幅50cm、高さ10cmほどの畝を立てます。

苗の植えつけ

苗の植えつけ 本葉が4〜5枚くらいに育ったころに植えつけます。
畝に、株間75cmの間隔で植え穴を掘り、根を傷めないように注意して植えつけます。
深植えにしないことが大切です。9〜10号深鉢に1株、65cmの深プランターには2株が植えることができます。
保温のために、ビニールのホットキャップで被います。
頂部に少し穴を開け、乾いてきたらこの穴から潅水します。
ホットキャップの高さになるまで、被覆して育てます。

整枝・追肥

果実が卵大になったころに、油かすと化成肥料を追肥 親蔓は5〜6節で摘芯し、勢いのよい子蔓を3本伸ばします。
子蔓は10〜12節で摘芯し、着果する孫蔓の発生を促します。
子蔓の1〜4節にでた孫蔓は摘み取り、5〜12節から伸びた孫蔓にだけ着果させます。
果実が卵大になったころ、ところどころに油かすと化成肥料を追肥します。
多肥にすると「つるぼけ」を起こし、収穫量が減ります。
また、1株あたり大果で4〜5個、小果では7〜8個が目安ですので、余分な果実は摘果します。
最初の追肥から2〜3週間後に、蔓の先端あたりに追肥します。
そのあと敷きわらをします。
黒色ポリフィルムでマルチングしてもかまいません。

収穫

開花から40〜50日ほどたったころが収穫適期となります。
果梗の毛がなくなり、わずかに芳香が感じられたら完熟です。
収穫の10日ほど前から、水やりを控えると果実の糖度が増し、裂果も防げます。

病害虫

1.アブラムシ類

体長2〜4mmの小さな虫が、新芽や茎に群がって汁を吸います。

[対策]

パイベニカ乳剤やオレート液剤などの殺虫剤を散布します。
小面積の散布には、スプレータイプが手軽です。

2.ハダニ類

葉の裏に寄生して汁を吸います。
被害が進むと白っぽく絣(かすり)状になります。

[対策]

テルスタースプレーやパイベニカスプレー、園芸用でんぷんスプレーなどの殺虫剤を散布します。

3.つる割れ病

気温が高くなったころ、日中になると葉が萎れ、そのあとに下葉からだんだんと黄色くなって枯れていきます。

[対策]

薬剤による治療は困難なので、株を抜き取って焼却します。
一度、発病した場所は病原菌が5年くらい生き残るため、ウリ科やヒルガオ科を後作にしないようにします。

4.べと病

葉の表面に、褐色の汚れたような不規則な斑紋ができ、しだいに広がります。

[対策]

ダニコール1000やサンボルドーなどの殺菌剤を散布します。

5.うどんこ病

若い葉や茎の表面に、うどん粉をまぶしたような白いカビが一面に生えます。

[対策]

トップジンMスプレーやサプロール乳剤、カリグリーン、ミラネシン水溶剤などを散布します。。


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