3つのステップは、どんなサイズのガーデンにでも生かせます。もちろんあなたの庭にも! | ||||||||||||||||||||||||||||||
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STEP 1: Structural Planning and Design 構造部分のプランとデザイン
Client Brief クライアントブリーフ (庭造りの条件) | |||||||||||||||||
どんな庭にしたいのかをリストアップ。DIYの庭ならなおさら。 欲しいもの、必要なものをリストアップ。 どんなに小さな庭だとしても、それはあなたにとっては部屋の延長。庭にあるもうひとつの部屋です。小さければ小さいほど、デザイン性と機能性が大切。あなたのパーソナリティーが表れるのが庭なのですから、あなたのライフスタイルを考えましょう。部屋のレイアウトを考えるときと同じ要領で庭もレイアウトを考えましょう。そのときは庭の境界部分やガーデンの背景、アプローチや園路、見たい景色や隠したい景色なども考慮します。収納用の施設は必要ですか?また座るところが欲しいですか?レベルは平らか、または段差を楽しみますか?小さなお子さんはいらっしゃいますか?ペットはどうでしょうか。 そういった条件を考えて欲しいものをリストアップしましょう。 |
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The Design デザイン | |||||||||||||||||||
欲しいものが実際に庭にフィットするかどうかスケールドロイング(図面を描いてみる)。 家を建てたときなどの敷地図面や建物図面などがある場合は、たいてい1/100とか1/150などの縮尺図になっているはずです。コピーして、そこにデザインを描き込みますが、細かいところは実測するとよいでしょう。実際に測ってみるのが一番間違い無く、また余計な出費を防ぐことにもなります。 まず庭の中で動かせない構造物がある場合や、既存の樹木などの位置を確認して図面の中に入れます。デザインによっては、既存の構造物や樹木を撤去したり移動したりしなくてはならない場合も出てくるかもしれません。 次に欲しいもののリストの中から優先順位を決めていれていきますが、この段階でスペースの加減やトータルなイメージのためにリストの中から削ることや減らすことが必要になるでしょう。要は、実際のスペースよりも、より大きく、奥行きがあるように見せるような工夫をすることですね。 |
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The Materials 材料選び | ||||||||||||
材料選びはスタイル選び 部屋の延長としての庭であれば、家の外壁材料などと同じものを使うのが自然ですね。ですが多くの家の場合、外壁の材料をそのままエクステリアに使うのが難しいようです。そういった場合、少なくとも家の外壁の色やテクスチャーと、エクステリアの素材を合わせるようにすると良いでしょう。 |
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Construction 施工 | ||||||||||||||||
自分で施工しないときは、施工を見守ることが大切 もし時間をかけて夢のガーデンをデザインしたのなら、次に問題なのは、それを形にすること。DIYが好きな人なら問題はありません。時間をかけて自分のやり方で少しずつ仕上てゆけばよいのです。それが無理なら、プロの方にお願いして造っていただきますが、その場合でも施工を見守ることはとても大事。または施工前によく話しをして、意図を伝えておくことです。 |
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Conclusion まとめ |
さて、こうしてガーデンのステージ部分が出来上がりました。ここにガーデンを創りあげるわけです。施工の様子を写真で紹介していますが、こうしてみてもわかるように、この段階ではまだパーソナリティーが感じられませんね。スチュアートがデザインしたこの構造部分に、次回はFumikoが植物をデザインして庭に命を吹き込みます。来月をお楽しみに! |
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