Fumikoの季節の植物たち
2004/01


Pedilanthus
画像Devil’s backbone(デビルの背骨)とか zigzag plant (ジグザグプラント)、Jacob’s ladder(ヤコブスラダー)またはダイギンリュウなど数々の面白い名前で呼ばれているこの植物は多肉植物の仲間で、トウダイグサ科に属しています。原産地は西インド諸島やフロリダ、メキシコなどですから、耐寒性は弱く、冬はもちろん部屋の中で管理しますが、楽しいのはこのジグザグの茎。濃い緑色でつやつやしており、その部分を見るといかにも多肉植物さんだなあと感じさせます。葉っぱが又かわいらしい斑入りで、外側が黄緑色! もう見ているだけでも楽しくなるし、もちろん花も咲かせてくれるときがあるけれど、植物って、普段もそのままで美しいなあと思わせてくれます。



Eucharis grandflora
画像ユーチャリス、ユーカリス、エウカリス、はたまたアマゾンリリーなどと呼ばれるこの花はヒガンバナ科。原産地はコロンビアの高地だそうです。普段は観葉植物として部屋の中で見ごたえのある、大きくてつやのある緑の葉を楽しみますが、この1月の冬のさなか、スイセンによく似た形の、純白の花を3〜6輪、すっと伸びた1本の茎のてっぺんに咲かせます。花は四季咲きといわれていますが、冬のこの時期に花をつけるものが多いようです。ちょっと下向き加減の、はにかんだような花姿は感動もの。10年以上も前に、ある研究所の温室にあったものを小さく株分けしてもらって来たもので、私の大切な宝物です。あれから何度も株分けして、いろいろなところにお嫁に出しています。


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