一般的な観葉植物をいくつか挙げてみましょう

一般的な観葉植物をいくつか挙げてみましょう。
自分に合った観葉さんがみつかるかもしれませんよ。

○フィカス・ベンジャミン Ficus benjamina

爽やかな小さな葉を沢山つける。風通しのよい明るい場所で管理。
春から夏は屋外でもOK。冬は室内で5℃以上。 水遣りは、土の表面が乾いたらたっぷり。

○テーブルヤシ Chamaedorea elegans

エキゾチックな葉。風通しのよい場所で管理。耐寒性、耐陰性あり。
日陰から半日陰で。冬は0℃以上。水遣りは、土の表面が乾いたらたっぷり。

○トックリラン Beaucarnea

あまり手をかけなくてもよく育つ。幹が地面の上で丸く膨らんでいるのが特徴。
直射日光を好むが明るい室内でもよい。水遣りは、鉢土がある程度乾燥するまで待ち、たっぷり上げるようにする。
根が込み合ってきたら、早春に少し大きな鉢に植え替える。

○モンステラ Monstera

ジャングルに生えるツル性の植物で艶のある大きな葉はインパクトがある。耐陰性あり。高温多湿を好む。
幹や枝の途中から気根を出す。冬越しは5℃以上で水遣りを控える。通しのよい場所で管理。
冬は室内で5℃以上。水遣りは、土の表面が乾いたらたっぷり。

○フィロデンドロン Philodendron

葉の大きさや形は様々で、ツル性や直立のものもある。
耐陰性あるが、明るいカーテン越しの光を好む。風通しのよい所で管理。冬は室内で5〜10℃以上。
水遣りは、鉢土が湿り気味に管理。(写真はフィロデンドロン・クッカバラ)

○シンゴニウム Syngonium

美しい葉が魅力的で手間が余りかからない。間接光かカーテン越しの光。風通しのよい場所で管理。
冬は室内で5℃以上。 水遣りは、鉢土が湿り気味に管理。

○カラテア Calathea

美しい色と模様の葉が魅力的で葉裏は赤紫色をしている。高温多湿を好む。明るい間接光か、
カーテン越しの光で育てる。土壌の湿り気を絶やさず、葉にも時折霧吹きでスプレーするとよい。
風通しのよい場所で管理。冬は室内で5〜10℃以上。

○ボストンタマシダ Nephrolepis

長い複葉が四方に垂れて美しい。明るい間接光かカーテン越しの光。風通しのよい場所で管理。
風通しのよい所で管理。冬は室内で5〜10℃以上。水遣りは、鉢土が湿り気味に管理。

○アイビー Hedera

直射日光が好きだが、間接光でも良く育つ。耐寒性あり。風通しのよい所で管理。0℃以上。
水遣りは、鉢土が湿り気味に管理。

○ポトス Epipremnum aureum

風通しのよい所で管理。耐陰性あるが、明るい場所では葉の色が綺麗に出る。冬は室内で5℃以上。
水遣りは、鉢土が湿り気味に管理。繁殖が容易。

○ゼブリナ Zebrina pendula

ほふく性で垂れ下がるような茎に銀白色と緑色の縞、裏が赤紫の葉をつける
明るい間接光またはカーテン越しの光を好む。
風通しのよい所で管理。冬は室内で5〜10℃以上。水遣りは、鉢土が湿り気味に管理。

○ハートカズラ Ceropegia woodii

匍匐性でハート型の小さな葉をつける。明るい間接光かカーテン越しの光。
風通しのよい所で管理。冬は室内で5〜10℃以上。
水遣りは、春から夏にかけては表土が乾いたらたっぷり。冬は葉がしおれない程度に控える。

○オリズルラン Chlorophytum

美しく広がる細長い葉が特徴で縞が入っている。ランナーが出て白い花が咲き、子供ができる。
風通しのよい所で管理。明るい間接光またはカーテン越しの光。冬は室内で5〜10℃以上。
水遣りは、鉢土が湿り気味に管理。

○ペペロミア Peperomia

矮性のものが多く狭い場所などにも置ける。肉厚の葉が特徴。明るい間接光またはカーテン越しの光。
水遣りは、鉢土が乾いたらたっぷりやるが、冬は控えめに管理する。



■管理する上での注意点

上記の植物の説明にもありますが、要は光と水遣りがポイント。
水好きの植物の根っこも呼吸しています。
根っこを溺れさせると、根ぐされしてしまいますから、排水を良くしましょう。

○暫く置いていて、葉と葉 (節と節の間)が間のびするようなら、光が足りないので、
もう少し日のあたる場所に移動します。
○わずかしか光の入らない玄関や階段などでは、人工照明なども使います。
○日中にしおれたり、葉やけを起こすようであれば、光が当たりすぎています。
窓から少し遠ざけるか、カーテンを引くなどしましょう。
○乾燥に弱いアンスリウム、モンステラやシダ、ドラセナ、グズマニア、フィロデンドロン、カラテア、
シンゴニウム、ディフェンバキア、コルジリネ、セキショウなどは土に湿り気が欲しいタイプですから
水遣りの回数は比較的多くても大丈夫ですが、
アスパラガス、アローカリア、オリズルラン、クロトン、コーヒーノキ、パイナップルの仲間、パキラ、
ペペロミアやハートカズラなどは乾燥に強いので逆に水のやりすぎで根ぐされしないように注意します。
○水はけが良ければ、容器は選びませんが、装飾用の、水はけ穴のないものは要注意。
底に水が溜まっていてもわからず、枯らしてしまう恐れがあります。
室内に置く時には水をこぼす心配がないのですが、その場合には一工夫が必要です。

フィカス・ベンジャミン

テーブルヤシ

トックリラン

モンステラ

フィロデンドロン

シンゴニウム

カラテア

ボストンタマシダ

アイビー

ポトス

ゼブリナ

ハートカズラ

オリズルラン

ペペロミア

イラスト1

イラスト2

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