第21回のテーマは、ハロウィン風秋コンテナ

少しずつ秋が深まると、山の木々もあでやか色に変身してきます。葉の色だけでなく、様々に色づく実も美しいものですね。今回はそんな秋色のコンテナをつくって、ハロウィンに向けて玄関先を楽しく演出してみましょう。ハロウィンの文化は日本にはありませんでしたが、最近ではこの時期になると町にハロウィングッズがたくさん出回るようになっています。そういうグッズを利用してもいいかもしれません。

ハロウィンとは

カトリックの諸聖人の日である万聖節(11月1日)のイブ(前夜)に行われる伝統的な行事です。諸聖人の日の前夜10月31日は All Hallows eve で、そこから Halloween (ハロウィン)と呼ばれるようになりましたが、もともとはケルト人の収穫感謝祭であるサウィン祭りがキリスト教に取り入れられたといわれています。
サウィン祭では、1年の終りが10月31であるとし、この日の夜には死者の霊が家族の元を訪れたり、魔女や精霊も降りてくると信じられていました。悪霊などを恐れて、身を守るためにマスク(仮面)を被ったり、魔除けになる焚き火などを焚いていたそうです。

ジャック・オー・ランタン・お化けカボチャ

同じように、悪霊を追い払うために、オレンジ色のカボチャをくりぬいて怖い顔をつくり、中に蝋燭を入れてランタンにしました。
それを家の戸口に置き、子供達は魔女やお化けに仮装して近所の家を一軒一軒まわり、Trick or treat?(お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ!)と言います。
そうして集めたお菓子で子供達はパーティをしたりするそうですが、この行事は地域色が強く、キリスト教の地域であってもハロウィンをやらないところもたくさんあります。主にアングロサクソン系諸国で行われ、日本のお盆のように家族の墓地を訪れて蝋燭を燈すところもあるそうです。