安全に自然を楽しむために
アウトドアアクティビティの注意点
キャンプやBBQ・釣りなど自然を感じながら楽しめるアウトドアレジャー。自然の中には気を付けなければいけない注意事項があります。それぞれのアクティビティ毎にご紹介します。
キャンプ
火の扱い
・焚き火は必ず専用の場所で、周囲に燃えやすいものがないことを確認してから行う。
・風向きに注意し、火の粉が飛ばないようにする。
・消火する際は、完全に火が消えていることを確認してから水をかける。
・炭や薪は、完全に冷めてから処理する。
一酸化炭素中毒
・テント内での炭火調理は絶対に避ける。
・換気を十分に行い、換気扇や窓を開ける。
・一酸化炭素チェッカーを設置する。
・頭痛、吐き気、めまいなどの症状が出たら、すぐにテント外へ出て、新鮮な空気を吸う。
食中毒
・食材は適切な温度で保存し、調理する
・生肉や魚介類は十分に加熱する。
・調理器具や食器は清潔に保つ。
・調理後はすぐに食べる。
・食べ残しは適切に保存または廃棄する。
虫刺され
・虫よけスプレーを使用する。
・肌を露出しない服装をする。
・長時間草むらなどに入らない。
・虫刺され跡は掻き壊さない。
登山 ・トレッキング
滑落防止
・滑りにくい登山靴を着用する。
・ストックを使用する。
・三点支持を意識して、安定した歩行を心がける。
・足場がぬかるんでいる場所や急斜面では特に注意する。
落石対策
・ヘルメットを着用する。
・落石の可能性のある場所は注意深く移動する。
・上から石が落ちてくる可能性がある場合は、その場を速やかに離れる。
遭難防止
・計画的に登山する。無理をしない。
・天候や体力に合わせたコースを選ぶ。山の天気は変わりやすく注意が必要です。
・登山届を提出する。
・地図とコンパスを持参する。
・携帯電話を充電しておき、圏内を確認する。
・単独登山は避ける。
高山病対策
・ゆっくり登る。
・水分をこまめに補給する。
・高山病の症状が出たら無理せず下山する。
・高山病の薬を事前に用意しておく。
釣り
溺水防止
・ライフジャケットを着用する。
・泳げない場合は水辺に近づかない。
・子供から目を離さない。
魚による刺傷
・素手で魚を触らない。
・魚の種類に合わせた適切な処理を行う。
・針が刺さった場合は、無理に抜かずに医療機関を受診する。
熱中症対策
・帽子や日焼け止めを使用する。
・水分をこまめに補給する。
・涼しい服装をする。
日焼け対策
・帽子や日焼け止めを使用する。
・長時間の直射日光を避ける。
・サングラスを着用する。
海水浴
離岸流
・遊泳禁止区域では泳がない。
・海が荒れている場合は、海水浴を避ける。
・肩まで浸かるくらいの浅瀬で遊ぶ。
・流れに逆らわず、横方向に泳いで岸へ戻る。
波
・高い波が来たら、無理に海に入らない。
・波に押されたら、慌てずに倒れる。
・体を小さくして、波が過ぎるのを待つ。
海辺の生物
・毒を持つ海辺の生物に注意し触らない。
・刺されたり、かまれた場合は医療機関に受診する。
その他
・ライフガードの指示に従う。
・近くに大人を伴わないで海に入らない。
・体調が悪い場合は、海水浴を避ける。
・緊急時の連絡先を確認しておく。