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愛車のお手入れ・キズ補修編


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はじめに・・・
車のキーや小石などでできた小さいキズや浅いキズなら、簡単に補修することができます。今回は車の補修を紹介します。

補修に最適な条件
・晴天で、風がない。
・気温が15~25℃位である。
・乾燥している。
・直射日光の当たらない場所である。


カラーナンバーはどこに書いてあるの?
塗料を購入する前に、まず車のカラーナンバーを調べます。車のカラーナンバーは下図の場所に書かれています。

塗料は新車時の色を基準に調色されています。経年や日焼けなどにより、車の塗装は変色していることがあります。カラーナンバーをチェックし、さらに店頭にある色見本でも確認しましょう。



コンパウンドを使った簡単なキズ消し(画像クリックで拡大)
小さく浅いキズは、コンパウンドで磨くだけできれいになります。

MEMO
コンパウンド
コンパウンドは補修の他に、水アカや頑固な汚れ落とし、金属部分のサビ落としにも使えます。磨く時は一定方向に直線的に磨きます。円を描くと、仕上がりにムラがでます。

キズ消し_1 1.
洗車をして、水分をきれいに拭き取ります。

キズ消し_2

2.
細目のコンパウンドをきれいな布に付け、キズに沿って磨きます。ある程度キズが消えたら、極細のコンパウンドでキズが目立たなくなるまで磨きます。
あまり力を入れず、「軽くこすっては様子を見る」を繰り返します。

キズ消し_3

3.
液体コンパウンドで表面に光沢が出るまで磨きます。

キズ消し_4

4.
ワックスがけをして、でき上がりです。


タッチアップペンで補修(左画像クリックで拡大)
必要なもの必要なもの
・脱脂剤
・コンパウンド(細目、極細、液体)
・耐水ペーパー
・サンドペーパー用研磨パッド
・マスキングテープ
・タッチアップペン
・柔らかい布
・バケツ
・水

キズ消し_1 1.
脱脂する

キズにワックス分や油分が残っていると塗料ののりが悪くなるので、必ず脱脂します。キズ全体に脱脂剤をスプレーし、拭き取ります。

キズ消し_2

2.
塗装する

タッチアップペンで塗料をキズの中心に流し込む感じで、点を打つようにして塗ってください。盛り上がった状態になるまで数回塗り重ねます。
 
3.
乾燥させる

塗料が完全に乾くまで、1週間乾燥させます。

キズ消し_3

4.
マスキングテープを貼る

補修部分のキズに沿って、マスキングテープを貼ります。

キズ消し_4

5.
研磨する

まず、研磨パッドに巻いた800番の耐水サンドペーパーを、きれいな水で濡らしながら研磨します。補修部分の塗膜が平らに成ったら、マスキングテープをはがして、1000~1500番の耐水サンドペーパーで、補修部分と車体の段差をなくします。

6.
仕上げ

「コンパウンドを使った簡単なキズ消し」の2~4の手順で仕上げをします。

キズ消し_4

7.
できあがり

キズの補修ができました。



協力:
>> 株式会社ソフト99コーポレーション


関連情報:
>> 愛車のお手入れ・洗車編



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