脚立を降りて、今度は物置の中へ入りましょう。柱を内部から立てます。柱は積雪地型のみに付属します。一般地型には付きません。
・柱は「前」「後」の違いに注意
柱は、その取りつける位置により、「前」「後」の2種類 x 2本あります。前ならば、左側と右側の両方に取り付けましょう。「前」用と「後」用は長さも異なります。ちなみに長い方が「前」用。
柱は(4)で取り付けた「ドウブチ」、「横ランマ取り付けアングル」に「中柱金具」を使って取り付けます。この金具はL字形をした小さな金具。「左」「右」とシールが貼ってあるからそれぞれ間違えないように!ナットを使って取り付け、柱を取り付けるのを今か今かと待つ金具達・・・!
・柱を立てる
ここで確認!土台作りのところで「土台の穴の下にブロックがくるように・・・」と言いましたがちゃんとそうなっていますか?もう一回確認して下さい。
さて、柱を持って物置の中に入り土台の穴に挿し込みましょう。中間2ヶ所はさっき取り付けた中柱金具にボルトで固定します。一番上は、下から屋根パネルを突き上げるように支えましょう。
・母屋(もや)を取り付ける
これで物置の左右は柱により強化されました。雪の降る北国ではさらに、屋根に積もる雪から守るために(※)、もうワンステップの補強をしておきましょう!
積雪地型には「母屋」と呼ばれる長い「コの字」形の金具が入っています。同じくコの字形の「母屋補強」を母屋の中に組み込み、1本の「ロの字」形の補強材にしたあとで、これを左右の柱を結ぶように取り付けます。
上から屋根パネルを押す雪に対して、下からそれを押し上げて対抗する頼もしい母屋。しっかりとボルトで固定しましょう。これでカンペキです。
なお、母屋は一般地型にも付きますが積雪地型とは形状が異なります。写真は積雪地型です。
※積雪耐荷重は約1mまで。それ以上の雪はかならず雪下ろしをして下さい。 |
|