ポットドールの作り方 ポットドールの作り方

はじめに・・・

ポットドールを作ってみよう

ポットドールイラスト

「ポットドール」知っていますか?
カンタンに言うと「植木鉢でくみ上げた人形」のことです。
今回はホームセンターで手に入る素材でこのポットドールの組立方法を解説します。

材料の準備からパーツの製作まで

材料

材料
  • 素焼き鉢各サイズ
    (3号鉢/14個<片腕3、片足4>、6号鉢/1個、8号鉢/1個)
  • シュロ縄(120cm×2本)
  • ホース(径31mm×40cm)

パーツの制作手順

パーツの制作手順

ホースを長さ4cmくらいに切ります。(10個用意します)図のように鉢の穴より一回り太いものを選びます。(ホースの他に代用できますが、今回はいちばん扱いやすかったのでご紹介します)

シュロ縄で玉止めつくります

シュロ縄で玉止めをつくります。鉢の穴から抜けないように大きめにつくりましょう。丸い団子状よりも長細いほうがやりやすいです。

ほどけないようにしっかり結ぶ

ほどけないようにしっかり結んでください。緩いと腕の重みに耐えられず、落ちてしまう恐れがあります。

シュロ縄は、図のように水につけると締まります

シュロ縄は、図のように水につけると締まります。

片方の腕をつくります

片方の腕をつくります。いちばん小さな鉢(3号)のふち側からシュロ縄を通します。先に作っておいた玉止めがひっかかるか確認してください。もし穴をすり抜けてしまうようなら玉を作り直してください。

ホースは鉢と鉢との間隔をあける役目

次にあらかじめ4cm位に切ったホースを通します。ホースは鉢と鉢との間隔をあける役目になります。 (ホースが間に入らないと鉢がピッタリ重なってしまうからです)続けて鉢→ホース→鉢・・・と順に重ねていきます。

3個分で片方の腕

図のように3個分で片方の腕になります。ホースによって鉢と鉢の間が少し浮いていますよね?

パーツを組んで完成させる

腕のシュロ縄を、胴にあたるいちばん大きな鉢

腕のシュロ縄を、胴にあたるいちばん大きな鉢(8号)の底の外側の穴から通します。
この時、腕の位置を確認します。落とさないように気をつけて!

腕のシュロ縄

腕のシュロ縄の先に続けて鉢→ホース→鉢・・・と順に4個重ねていきます。(この部分が片方の足になります)

玉止めしたい部分にセロハンテープなどで印を付けます

腕とのバランスを見て、玉止めしたい部分にセロハンテープなどで印を付けます(目安)。この時印を付けないと腕が下がりすぎたり、胴と足が離れてしまい、格好が悪くなってしまいます。図のように大きな鉢を横に倒して縄に余裕を持たせると縛りやすくなります。

大きめの玉止めをつくります

先ほどの印の位置で、鉢の穴から抜けないよう大きめの玉止めをつくります。これもギュッと縛ってください。

片方の手と足が完成

片方の手と足が完成しました!もう片方も腕→足の順につくります。バランスを見ながら調整してやってください。

中くらいのサイズの鉢(頭)を載せて完成

中くらいのサイズの鉢(頭)を載せて完成です!鉢の大きさはお好み大きさで合わせてください。
(今回は8号の胴に6号の頭にしました。)

植物をいれて飾ります

植物をいれて飾ります。ここではサイネリアを入れてみました。植物のほかにも工夫次第でいろいろと楽しめます!

ちょっとアレンジして

頭の部分にいろいろな鉢植え植物を飾ってみましょう。そう、可愛いものからヘンなものまで・・・。

ポインセチアで

ボリュームのある鉢花は目を引きます

冬の代表花、ポインセチア。ちょっとゴージャスですね。ボリュームのある鉢花は目を引きます!菊の鉢はアフロヘアっぽい。

アロエベラで

ポット君の顔がはっきり

これは少しワイルド?!ポット君の顔がはっきりしていていい感じ。

葉ボタンで

葉ボタンで

これも冬の代表植物!数鉢でボリュームを調節してみてください。

鉢・・・

少し形の変わった鉢を帽子

同じ素材で、少し形の変わった鉢を帽子にしてみました。笠をかぶっているみたい。これもなかなかユニーク。 今回のポットドールは鉢自体に加工していないので、分解した後も鉢として使えます。小さな鉢で小さなポットドールを作ったり、もっと大きなポットドールを作ったり、色付けしたりetc.オリジナルの"お庭のマスコット"としていろいろ工夫してください!

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