トピアリーは、植物を刈り込んで動物や球などの様々な形を作って楽しむものです。
本来は時間のかかるものですが、ここでは手軽に楽しむことのできる針金を使ったトピアリーをご紹介します。
庭のアクセントとして、また玄関先に飾って、楽しさを演出しましょう。
・ビニールネット(白90cm x 1.8m)
・支柱(発砲スチロールの水栓カバー1m3本、もしくは、エンビ管)
・針金(白)
・プランター(レッドウッドプランター)
・水苔(1.5kg) 1個半(あらかじめ水で戻しておきます)
・バーク
・ツルマサキ
・ストロベリーキャンドル(ベニコマチ)
・バーベナ(タピアン)
作りたいものを大まかな絵に書いてみましょう。今回は1m大のキリンに挑戦。子供が喜びそうですね。
下図のようにビニールネットの縦方向に各部品の幅を持ってくるように切ります。張りと強度を持たせるためです。
ネットの亀甲2つ分くらいを角材などで少し折り目をつけておくと、綴じ合わせが楽になりますし、綴じるところも間違えにくくなります。
ネットを仮止めし芯を入れ、組み立ててプランターに入れて、バランスをみます。頭の部分は、針金で両端を編み込んで綴じます。耳や角、しっぽを作り、各所につけておきます。針金は、使う前に棒などでしごくと扱いやすくなります。
足、首の部分は、芯に水苔を巻き付け、ネットを被せます。(ネット上に十分水で濡らした水苔を敷き、芯を置いて、のり巻きのように巻き込んでもよいでしょう。)足の部分は、プランターに入れて土が被る分を考え、下15cmくらいは水苔は入れず芯だけにしておきます。針金で綴じます。
胴体の中に、余った発砲スチロールやバークを入れ、内側は水苔を隙込みます。胴体と口の側面の円形部分にもネットを被せ綴じます。
胴に足をつけて、プランターに立てプランター用土を入れて固定します。首と頭を合わせ綴じ、胴体に綴じて本体の完成です。
最後にプランターに植物を植えます。今回は、ツルマサキを使います。葉は細かい方が形が整いやすく、見た目も良くなります。他には、アイビーやツゲ、優しいイメージならプミテも適しています。アイビー、つげ、マサキは、発根が早い植物です。水苔に接した所から根が出てきます。そうでない植物は、本体に絡まるように誘引してください。
針金で手軽に作ることもできます。自由自在に曲げて、お好みの形を作ってみましょう。
針金を2重、3重にすれば、張りを持たせることができます。